D.ウェイドが移籍後初の古巣凱旋
現地10日にアメリカン・エアラインズ・アリーナで行われたマイアミ・ヒート対シカゴ・ブルズ戦は、クラッチタイムの攻防を制したブルズが98-95で勝利した。
ドウェイン・ウェイドにとって、初めて敵チームとしてのマイアミ本拠地のフロアに立つこととなったこの日の試合で、ヒートは長年にわたりフランチャイズの顔を務めたウェイドを、トリビュートビデオで歓迎。
マイアミのファンたちも元エースをスタンディングオベーションで温かく迎え、ウェイドも手をあげてそれに応えた。
https://twitter.com/MiamiHEAT/status/796888764673101824
「いつまでも記憶に残る13年間をありがとう」
– マイアミ・ヒート
第2Q序盤にウェイドがウェイドなスーパープレーを決めた際も、会場から大きな歓声が起こった。
試合は、同点で迎えた第4Q残り6分から、ジミー・バトラーがジャンプショットを高確率で沈め、ブルズのリードを維持。最後にウェイドとレイジョン・ロンドがフリースローを決めて2ゴール差とし、ウェイドの古巣凱旋を勝利で飾った。
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | ||
CHI | 23 | 30 | 17 | 28 | 98 |
MIA | 22 | 31 | 17 | 25 | 95 |
ブルズは、正念場で活躍したバトラーがチームハイの20得点、ロンドが16得点/12リバウンド、ロビン・ロペスが16得点/9リバウンドをマークした他、合計で6選手が二桁得点を獲得。ウェイドはFG17本中5本成功の13得点とややシューティングが不調気味で、試合後の取材では、「ここ(アメリカン・エアラインズ・アリーナ)のリムを知り尽くしているから、もっとシュートを決められると思ったんだけど…」とコメントしていた。
敗れたヒートは、ハッサン・ホワイトサイドが20得点、20リバウンド、3ブロックで奮闘。ディオン・ウェイターズが16得点/6アシスト、ジャスティス・ウィンズロウが15得点/6アシストを獲得している。
▼ホワイトサイド、20/20
ボックススコア:「NBA」