【ハイライト】ラスも驚き、ダービス・ベルターンスのアリウープダンクが炸裂
ワシントン・ウィザーズのダービス・ベルターンスは、エリートシューターとして知られる選手だ。
今季のベルターンスは、FGアテンプトの約9割がスリーポイントショット。2月のデンバー・ナゲッツ戦では、1本も2Pショットを放つことなく30得点を超える(35得点)という前代未聞の記録を打ち立てている。
そんなベルターンスが、現地4日に行われたロサンゼルス・クリッパーズ戦で、普段はあまり見せないアスレチックなプレイを披露し、チームメイトやファンを驚かせた。
1ゴール差で迎えた第3Q終了間際、ベルターンスはクリッパーズ守備の意表をついて鋭いベースラインカットを仕掛け、ラッセル・ウェストブルックの完璧なロブパスからアリウープに成功。
パワフルなダンクではないが、キャッチから綺麗に体勢を変えて叩き込むあたりがとてもスタイリッシュ。パスを放ったウェストブルックもビックリした様子だ。
なお試合は、ウィザーズが終盤の大接戦の末に119-117でクリッパーズを撃破。ブラッドリー・ビールが33得点、ラッセル・ウェストブルックが27得点、11アシストでチームを牽引した。
ラスとビールの他は、モー・ワグナーが12得点、ベルターンスとラウル・ネトがそれぞれ11得点で勝利に貢献。八村塁は守備で奮闘し、特に後半はカワイ・レナードとのマッチアップで素晴らしい仕事をした。
これでウィザーズは、イースト8位からわずか2ゲーム差の14勝20敗。ここ10試合で7勝3敗と調子を上げており、いい形でシーズン前半を終えている。
なお今季のウィザーズは、イーストチーム相手に5勝14敗で大きく負け越しているものの、ウェスト相手には9勝6敗の好成績。今季イーストで、ウェスタンカンファレンスのチームに勝ち越しているのは、ウィザーズの他に、ネッツとバックス、ヒートの3チームのみだ。
ボックススコア:「NBA」