デボンテ・グラハムが残り1.3秒に逆転決勝スリー、ペリカンズがジャズから大金星
ニューオリンズ・ペリカンズが現地26日、敵地ビビント・アリーナで行われたユタ・ジャズとの試合に98-97で勝利。ウェストのトップチーム相手に金星をあげ、シーズン5勝目(16敗)を獲得した。
最後の最後で逆転するという劇的な勝利をペリカンズにもたらしたのは、今オフにトレードでチームに新加入したデボンテ・グラハムだ。
2点差で迎えた第4Q終了間際、ペリカンズはドノバン・ミッチェルのアイソレーションを阻止してジャズの追加点を防ぐと、ヨナス・バランチュナスが値千金のディフェンスリバウンドを獲得。エースのブランドン・イングラムがすぐさま敵陣にボールを運ぶと、グラハムが残り1.3秒にキャッチ&シュートから逆転決勝の3ポイントショットを沈める。
グラハムとイングラムの2人がしゃがんでショットの行方を見守る姿がとても印象的だ。
同日のペリカンズは、イングラムがチームハイ21得点/5アシスト、バランチュナスが11得点/10リバウンドのダブルダブルをマーク。ニキール・アレクサンダー・ウォーカーが15得点、ウィリー・エルナンゴメスが13得点とセカンドユニットも勝利に貢献し、ベンチ得点41-31でジャズを上回った。
ペリカンズはイングラム復帰後の直近8試合で4勝4敗と、やや持ち直している。
ザイオン
この日のペリカンズからは、白星に加えて朗報がもう一つ。現地メディアによると、足の骨折で戦線離脱中のザイオン・ウィリアムソンに、制限なしでチーム練習に復帰するゴーサインが医師から出たという。
ウィリアムソンはNBA2年目だった昨季に61試合の出場で27.0得点、7.2リバウンド、3.7アシストを平均。リムでのFG成功率70%超えと全盛期のシャキール・オニールに匹敵するインサイドでの支配力を見せつつ、時にはポイント・フォワードもこなづ高いスキルレベルを披露した。
ウィリアムソンが年内に100%に近いコンディションで復帰できるなら、ペリカンズがシーズンを巻き返すことも十分に可能だ。
ボックススコア:「NBA」