デローザンがウィルト超えの大快挙、7試合連続で35得点&FG成功率50%以上をマーク
現地2月16日、シカゴ・ブルズのデマー・デローザンが本拠地ユナイテッド・センターで行われたサクラメント・キングス戦でFG27本中16本成功から38得点をマーク。ブルズを125-118での勝利に導いた。
これでデローザンは、2月6日の76ers戦から7試合連続で35得点/FG成功率50%以上を維持。ウィルト・チェンバレンやマイケル・ジョーダンら歴代最高のスコアラーでも成しえなかった大記録だ。
▼ハイライト
条件を30得点/FG成功率50%以上とした場合、シャキール・オニール(11試合)やアマレ・スタウダマイアー(9試合)、マイケル・ジョーダン(8試合)らが、より長い連続試合記録を達成している。なので“35得点以上”というボーダーは少しチェリーピッキングな気もするが、いずれにせよウィルト・チェンバレンの記録を上回ったというだけで、とてつもない快挙だ。
「NBA選手としてこれだけ長くプレイし、(ウィルトの記録を塗り替える)チャンスを手にできた。それは当たり前のことじゃない。面白いのは、普段なら決められていたイージーショットを8本も外してしまったこと。シュートタッチが良くないと感じていた日に、記録を達成できた」
– デマー・デローザン
MVP?
デローザンの大活躍により、ブルズは連勝を5に伸ばして、38勝21敗でイースト単独首位に浮上。
今季のデローザンは:
- 平均28.1得点、5.2リバウンド、5.1アシスト、FG成功率51.7%
- 第4Qの平均得点でリーグ2位の8.4得点
- 7試合連続で35得点/FG50%超え
- 満身創痍のブルズをイースト首位にけん引
ヨキッチやアデトクンボ、エンビードの存在感で影が薄くなっているが、チーム成績/個人スタッツを評価すれば、デローザンも十分にMVP的な活躍ぶり。もしこのままブルズがレギュラーシーズン終了時で1位シードを維持できるなら、デローザンにMVP1位票がそれなりに投じられるかもしれない。
ボックススコア:「NBA」