ダーク・ノビツキー、2018-19シーズンも現役続行決定!!
同じ球団で21シーズン目に突入!!フランチャイズエースたちの移籍が多い最近のNBAだが、マブスのレジェンドは他の場所でキャリアを終える気はない。
ダラス・マーベリックスは現地23日、ダーク・ノビツキーと正式に再契約を結んだことを発表。ESPNによると、契約内容は1年/500万ドルだという。ノビツキーは、今夏FAでチームのキャップスペースに少しでも空きを作るため、6月末に来季契約の破棄(チームオプション)に合意しFAとなっていた。
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昨季のノビツキーは77試合で12.0得点、5.7リバウンドを平均。ディフェンス面ではすでに限界が来ており、モダンNBAのペースに大苦戦しているが、ビッグマンとして恐らく歴代最高のシュート力はまだまだ健在で、昨季は5シーズンぶりにスリー成功率が40%を上回った(50-40-90を達成した7フッターはノビツキーのみ)。
なお同じ球団に21シーズン在籍した選手は、ノビツキーがNBA史上初となる(2位はコービーで20シーズン)。
▼同一球団在籍の最長記録
プレイヤー | 在籍期間 | チーム |
ダーク・ノビツキー | 21年 | マブス |
コービー・ブライアント | 20年 | レイカーズ |
ティム・ダンカン | 19年 | スパーズ |
ジョン・ストックトン | 19年 | ジャズ |
今夏はトニー・パーカー(36歳で在籍17年)がスパーズを去り、さらにデマー・デローザン(28歳で在籍9年)もトレードと、同一球団で20年を目指せそうだった選手が2人も移籍(サンダー/ソニック一筋14年のニック・コリソンも引退)。ノビツキーの21年は、長きに渡り破られることのない大記録になる可能性がある。
現役選手の中でノビツキーの記録に最も近いのはマヌ・ジノビリ(スパーズ16年)で、もし2023-24シーズンまで現役続行すれば新記録樹立(して欲しい)。他には、ユドニス・ハスレムがヒートであと7シーズン(44歳まで)、マイク・コンリーがグリズリーズであと11シーズン(41歳まで)在籍すればノビツキーの記録を塗り替えられるが、その可能性はゼロに近そうだ。現在サンダー在籍10年で29歳のラッセル・ウェストブルックならもしかすると…。
▼ノビツキーのキャリアハイライト
来季ウェストでは、昨季以上に熾烈なプレイオフ争いが繰り広げられるだろう。レブロンを獲得したレイカーズや、コンリー/ガソルの完全復活が期待されるグリズリーズは確実に順位を上げてくるはずだし、クリッパーズとナゲッツを含む昨季上位10位チームも戦力は衰えていない。
今夏のマブスはFAでセス・カリーとヨギ・フェレルを失ったが、その代わりにデアンドレ・ジョーダンとノビツキーの後継者候補のルカ・ドンチッチを獲得。かなり厳しい戦いになるだろうが、ウェスト8位以内を狙える可能性はあると思う。もう一度ノビツキーがプレイオフで活躍する姿が見たい!!
参考記事:「NBA」