ルカ・ドンチッチが自己ベスト17アシストでトリプルダブル
NBAデビューからわずか109試合にしてキャリア通算20回目のトリプルダブル達成だ。
ダラス・マーベリックスのルカ・ドンチッチが現地15日、ゴールデン1センターで行われたサクラメント・キングス戦で25得点、17アシスト、15リバウンドのモンスタースタッツを記録。ドンチッチにとって17アシストは自己最多となる。
この日のドンチッチは、スリー5本すべてに失敗とシューティング面で精彩を欠いていたが、ドライブで果敢にペイントエリアを攻めてレイアップやフリースローから得点。第3Q中盤には、ダブルチームを引き付けながら逆サイドコーナーのチームメイトにワンハンドでクロスコートパスを通すミラクルアシストを決めた。
ドンチッチの他にこんなパスを放てる選手は、今のリーグでレブロンかヨキッチくらいかもしれない。
なおESPNによると、マブスの選手が20-15-15以上でのトリプルダブルを記録したのは、1996年1月のジェイソン・キッドに次いで球団史上2人目だという。
▼ハイライト
連勝を3に伸ばしたマブスは他に、セス・カリーが21得点、ティム・ハーダウェイJr.が18得点をマークして勝利に貢献。一方でウェスト14位に転落したキングスは、ディアロン・フォックスが27得点、12アシストのダブルダブルで奮闘した。
ポルジンギスは?
右膝の負傷で12月末から戦線離脱しているマブスのクリスタプス・ポルジンギス。本来ならこの日のキングス戦で復帰する予定だった。試合前にはリック・カーライルHCがポルジンギスの出場を記者たちに伝え、ウォームアップでも入念に準備を進めていた。
だがティップオフの1時間前に、マブスはポルジンギスの欠場を発表。ポルジンギス本人によれば、ウォームアップ中に膝に痛みを感じ始めたらしく、それを知ったチームが復帰見送りを即座に決断したそうだ。
2日後にホームで行われるポートランド・トレイルブレイザーズ戦で復帰するかどうかは、今のところ未定だという。
ボックススコア:「NBA」