ドンチッチとポルジンギスのヤングデュオがプレシーズンデビュー
NBAでは現地9日、リトル・シーザーズ・アリーナでデトロイト・ピストンズとダラス・マーベリックスがプレシーズンマッチを対戦。ホームチームのピストンズが124-117でマブスを破った。
この日の試合では、2018年2月に左ひざ前十字靭帯断裂の重傷を負ったクリスタプス・ポルジンギスが、約21カ月ぶりに戦線復帰。マブス移籍後で初の実戦でもあり、ついにルカ・ドンチッチとのデュオが実現した。
マブスは、まずドンチッチがフローターで最初の得点をあげると、続いてポルジンギスがミドルレンジからターンアラウンド・ジャンパーに成功。さらにポルジンギスは2本連続でスリーを沈め、試合開始3分でドンチッチとポルジンギスの2人だけで12得点を獲得する。
▼KPのマブス初得点
▼トレイルスリー
https://twitter.com/dallasmavs/status/1182072479541530624
▼2連続スリー
マブスとしての最初のフィールドゴール2本がターンアラウンド・ミッドレンジとトレイルスリーとか、どこかのドイツ人レジェンドを思い起こさせる。
その後は2人とも勢いがやや失速するが、第2Q以降もそれぞれファインプレイを何度か披露。ドンチッチはパスセンスも光り、ポルジンギスもプットバック・ダンクやクロスオーバーからのミドルレンジジャンパーなどビッグマンとしてのプレイの幅の広さを見せつけた。
▼ハイライト
敗れたマブスは、ドンチッチが21得点/8リバウンド/5アシスト、ポルジンギスが18得点/7リバウンドを記録。2人ともシューティングがあまり振るわなかったものの、それぞれの良さをちゃんとアピールできた試合内容で、特にポルジンギスのパフォーマンスは21カ月という長期離脱からの復帰戦だったことを考えると上出来だったと言えるだろう。
なおこの日の試合では、馬場雄大が第4Q終盤にマブスベンチから出場。前の試合のように得点をあげることはできなかったが(前回は7得点)、第4Q残り32秒にスリーポイントシューターへのパスでアシストを獲得した。
勝利したピストンズは、ベンチシューターのルーク・ケナードがチームハイ19得点、デリック・ローズが18得点/5アシストをマーク。他にはブレイク・グリフィンが17得点、アンドレ・ドラモンドが13得点/9リバウンドを記録した。
ボックススコア:「NBA」