ドノバン・ミッチェルが2018ダンクコンテスト王者
現地17日、ロサンゼルスのステイプルズ・センターで2018オールスター・サタデーのダンクコンテストが行われ、満点ダンクを2本決めたユタ・ジャズ新人のドノバン・ミッチェルが王者に輝いた。
負傷したアーロン・ゴードンの代わりとして今年のコンテストに出場したミッチェルは、予選ラウンドでバックボードを使ったセルフアリウープのウィンドミルと3人を飛び越えながらのトマホークで48点と50点を獲得し、1位のスコアで決勝ラウンドに進出。ラリー・ナンスJr.との一騎打ちとなった決勝ラウンドでは、まずセルフアリウープからワンハンドキャッチでのウィンドミルという難易度の高いダンクで2度目の50点満点を叩き出すと、最後はビンス・カーターのリバース360ウィンドミルを決めて48点を獲得し、優勝を決めた。
▼予選ラウンド
プレイヤー | 1st | 2nd | 合計 |
ドノバン・ミッチェル | 48 | 50 | 98 |
ラリー・ナンスJr. | 44 | 49 | 93 |
デニス・スミスJr. | 39 | 50 | 89 |
ビクター・オラディポ | 31 | 40 | 71 |
▼決勝ラウンド
プレイヤー | 1st | 2nd | 合計 |
ドノバン・ミッチェル | 50 | 48 | 98 |
ラリー・ナンスJr. | 46 | 50 | 96 |
ラリー・ナンスJr.は、決勝2本目でバックボードを使ったダブルタップダンクで満点をゲットしたが、惜しくも優勝ならず。予選ラウンドでは、1984年の第1回大会王者である父ラリー・ナンスのダンクを披露した。
▼スローで見るとすごい
個人的には、デニス・スミスJr.の360レッグスルーが今年のベストダンクだった。身長188cmでこのダンクを決められるのは怪物だ。
それなりにハイレベルだった今年のダンクコンテストだが、ザック・ラビーンとアーロン・ゴードンが死闘を繰り広げた2016年に比べると物足りない。これは仕方のないことだが、どのダンクもすでにやり尽くされている印象で、先人たちの方がインパクトが強かった。
ミッチェルが決勝で見せた360ウィンドミルのカーターダンクも素晴らしかったが、やはり本家は超えられていない。
▼2008年ドワイト・ハワードのタップダンク
Video:「YouTube」