ゲータレードのTwitterアカウントがファイナル第1戦のレブロンでダメ出しマーケティング
暑さによる脱水症状が原因か…?5日のNBAファイナル第1戦で、ふくらはぎの筋痙攣により大事な場面で途中退場する羽目となったレブロン・ジェイムス。
結果、ヒートがスパーズに敗北を喫したわけだが、世界一のスポーツ飲料ブランド「ゲータレード(Gatorade)」はそんな状況を最大限に利用して自社製品の宣伝活動に精を出していた。
以下は、ゲータレードの公式Twitterアカウントが試合中に発信したリプライツイート。ちなみにレブロンは、ゲータレードの最大のライバルである「パワーエイド(Powerade)」とスポンサー契約を交わしている(ゲータレードはペプシ傘下、パワーエイドはコカコーラ傘下)。
https://twitter.com/Gatorade/status/474761388125323264
「レブロンがお前らを必要としてるって時に、お前らは一体どこにいたんだよ?@Gatorade」
– @LazyBumDrew
「@LazyBumDrewさん、私たちはコートの横で待機してました。だけどあの方は違う飲み物を選んだんです 」
– Gatorade
https://twitter.com/Gatorade/status/474768170268758016
「ヘイ、@Gatorade。君たちの筋痙攣を阻止するスポーツサイエンス・マジックはどうしたんだ?広告塔のレブロンには効かないのか? 」
– @ryanbkoo
「@ryanbkooさん。足を引きずっていたあの方は、私たちのクライアントではありません。私たちのアスリートは暑さに耐えられます」
– Gatorade
https://twitter.com/Gatorade/status/474774911043788800
「@Gatoradeのアカウントはこむら返りを起こしていない様子。@返信が素晴らしい。僕のお気に入りだ」
– @OfficiallyRandy
「@OfficiallyRandyさん、ありがとう。 私たちはずっと水分補給してました。足をつるなんてことはありえません」
– Gatorade
チームメイトのドウェイン・ウェイドをスポンサーしているにもかかわらずこの叩きっぷり。なかなか素晴らしい。
ゲータレードは2003年、「要求が高すぎる」という理由から、NBAデビュー直前だったレブロンとのスポンサー契約を断念している。以下は、当時のゲータレードが発表した声明:
「我々は先週、レブロン獲得から手を引く決定をしました。簡潔に言えば、我々がいちアスリートのマーケティングに対して見いだす価値が、彼らの求めるものとは大きくかけ離れていたという次第です。一人の人間が我々のブランドを定義することはありません。マイケル・ジョーダンが我々の唯一の広告塔だった時代は遠い昔のことです」