ヤニス・アデトクンボが11試合で4回目のトリプルダブル
2月後半からチームのメインボールハンドラー役を任されるようになって以来、オールスターレベルの大活躍を続けているミルウォーキー・バックスのヤニス・アデトクンボ。現地13日のブルックリン・ネッツ戦では、28得点、14アシスト(キャリアハイ)、11リバウンド、4スティールを記録して、ここ11試合で4度目となるトリプルダブルを達成し、バックスを109-100の勝利に導いた。
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身長211cmでポイントガードをこなせるというのは恐ろしい。バックスは2014年のサマーリーグでもアデトクンボに1番をやらせようと試みたが、その時はあまり上手くいかず間もなく断念。それ以降プレーヤーとして成長したのもあってか、今回は大躍進につながった。
現地3月4日のミネソタ・ティンバーウルブズ戦では、リッキー・ルビオを相手にオフェンスを指揮する一方で、ディフェンス面ではセンターのカール・アンソニー・タウンズをガードするという万能さを披露。オールスターブレイク後、アデトクンボのスタッツはほぼすべてのカテゴリーで大幅に伸びている。
▼アデトクンボ、オールスター前/後のスタッツ
AS前 | AS後 | |
得点 | 15.9 | 20.1 |
アシスト | 2.8 | 7.8 |
リバウンド | 7.1 | 9.7 |
スティール | 1.0 | 1.9 |
ブロック | 1.2 | 1.8 |
なお、バックスの選手で1シーズンに4回のトリプルダブルを記録したのは、今回のアデトクンボが球団史上初となる。ロサンゼルス・レイカーズのコービー・ブライアントも、そのポテンシャルを高く評価した。
「アデトクンボは偉大なプレーヤーになれる可能性を秘めている。そのための肉体と知性がある。この先は彼が自分自身を信じて、それを追いかけられるかどうかだ。彼には偉大なプレーヤーになるための才能がある」
– コービー
ボックススコア:「NBA」