メンフィス・グリズリーズがNBA新記録、152-79の73点差でOKCに歴史的圧勝
エース離脱中のメンフィス・グリズリーズが、NBA75年の歴史で初の快挙だ。
グリズリーズは現地12月2日、本拠地フェデックス・フォーラムで行われたオクラホマシティ・サンダーとの試合に152-79の73点差で圧勝。70点差以上での決着はNBA史上初の出来事となる。
▼最大得点差での勝利トップ5
- 73点:グリズリーズ152 – サンダー79、2021年12月2日
- 68点:キャブス148 – ヒート80、1991年12月17日
- 65点:ペイサーズ124 – ブレイザーズ59、1998年2月27日
- 63点:レイカーズ162 – ウォリアーズ99、1972年3月19日
- 62点:ウォリアーズ153 – キングス91、1991年11月2日
ジャ・モラントが欠場していたこの日のグリズリーズは、ジャレン・ジャクソンJr.の27得点をはじめ、合計9選手が二桁得点をマーク。前半を72-36のダブルスコアで上回ると(ハーフタイム時のリードとしては球団新記録)、後半に入ってからも点差を広げ続け、第4Q終盤には最大で78点リードを奪取した。
この日のグリズリーズは、ベンチ選手の得点(93点)だけでOKCのチーム合計(79点)を大きくアウトスコア。ベンチ得点で相手チームのトータルに二桁点差を付けたのは史上初だという。
さらにグリズリーズはペイントエリア内で82点を獲得。ペイントエリア得点だけで相手チームのトータルスコアを上回ったのは、2000年以降で今回が初となる。
なおサンダーは、昨季5月に本拠地で行われたインディアナ・ペイサーズ戦に57点差で大敗。ホームチームの敗戦としては過去最大得点差だ。これでサンダーは、ホームとアウェイの両方でNBAの最多得点敗北記録を保持することとなった。
ボックススコア:「NBA」