八村の27得点でウィザーズが76ersを撃破
現地5日、ワシントン・ウィザーズが本拠地キャピタル・ワン・アリーナでフィラデルフィア・76ersと対戦。八村塁、ブラッドリー・ビール、ダービス・バータンスの3選手が合計で78得点をあげる大活躍を見せ、イースト強豪チームを119-113で破った。
ティップオフから5本連続でFGに失敗と立ち上がりの悪かったこの日のウィザーズは、第2Qにバータンスと八村のジャンプショットを中心に一気に巻き返して主導権を掌握。10点差を奪って試合を折り返すと、後半は大部分で二桁リードを維持し、第4Q終盤の76ersの反撃も耐え抜いた。
▼バータンスは前半だけでスリー6本
今季成績を7勝13敗としたウィザーズは、八村がFG18本中11本成功からチームハイの27得点、7リバウンドをマーク。オフェンスではミドルレンジのプルアップが好調で、守備ではジョエル・エンビードやアル・ホーフォードらオールスタービッグとのマッチアップで奮闘した。
八村は4日前のロサンゼルス・クリッパーズ戦でも素晴らしいパフォーマンスを披露し、キャリアハイの30得点を記録。ルーキーがリーグトップクラスの守備チーム相手にこれだけ続けて点を取れるのは本当に凄い。
▼RUI RUI RUI
八村の他には、ビールが26得点/10リバウンド、バータンスが25得点で活躍。バータンスは前半に6本中6本のスリーを沈めてカムバックの起爆剤となった。
今季のバータンスはスリー成功率45.3%からキャリアハイの13.6得点を記録中。1試合の平均スリー成功数では、ジェイムス・ハーデン、ポール・ジョージ、バディ・ヒールド、カール・アンソニー・タウンズに次ぐリーグ5位だ(成功率は5人の中でトップ)。あと1カ月ほど今に近いペースを維持できれば、間違いなく今年こそ3Pコンテストに招待されるだろう。
どうしてスパーズはこれほどの選手をタダで手放すことになってしまったのか…。
一方で敗れた76ers(15勝7敗)は、トバイアス・ハリスがゲーム最多の33得点を獲得。ジョエル・エンビードが26得点/21リバウンド、ベン・シモンズが17得点/10アシストをマークしたが、2人ともミスが多く、合計で15ターンオーバーを出している。
Photo By: All-Pro Reels / Robert Banez
ボックススコア:「NBA」