ハーデンが自己ベストで歴代ロケッツ2位の56得点を記録
ヒューストン・ロケッツのジェイムス・ハーデンが、現地5日に行われたユタ・ジャズ戦で25本中19本のフィールドゴールを成功させ、56得点をマーク。キャリア最多得点を更新し、ロケッツを137-110での圧勝へと導いた。
この日のハーデンは、第1Qに4本のスリーを含む8本のFGアテンプトをすべて沈めてピリオド22得点の好スタートを切ると、その後もミスマッチを上手く攻めながら高確率でショットを決め、ジャズのディフェンスを破壊。プレイメイキングでもいつも通りの実力を発揮し、第3Q終了時点でキャリアハイ54得点、13アシストをあげる圧巻のパフォーマンスだった。
▼FG成功率76%
ハーデンの56得点は、カルヴィン・マーフィーが1978年3月に記録した57得点に次いで、歴代ロケッツの最多2位。NBAによると、FG成功率75%以上で50得点/10アシストのダブルダブルを記録したのはリーグ史上2人目だという(もう1人はウィルト・チェンバレン)。
またこの日の試合は、ハーデンにとってキャリア6回目の50点ゲーム。歴代ロケッツで最多回数となる(2位はアキーム・オラジュワン、モーゼス・マローン、エルヴィン・ヘイズでそれぞれ2回)。
▼50得点/10アシストのDDを達成したのは過去30年間でわずか6人
今季成績をウェスト首位の8勝3敗としたロケッツは、ハーデンのほかに、エリック・ゴードンが20得点、トレバー・アリーザが14得点をマーク。チーム合計でスリー39本中23本に成功と、長距離砲が大爆発した。
ボックススコア:「NBA」