ハーデンが今季リーグ最多の59得点、八村はキャリア初のスリー成功!!
NBAでは現地30日、キャピタル・ワン・アリーナでヒューストン・ロケッツとワシントン・ウィザーズが対戦。合計で300点を超える記録的なスコアリングゲームの末、ロケッツが159-158で勝利した。
この日の試合では両チームのエースが獅子奮迅の活躍を見せ、ロケッツではジェイムス・ハーデンが今季リーグハイの59得点、9アシストをマーク。ハーデンにとってはキャリア19回目の50得点超えで、これは現役選手の中で最多となる(2位はレブロン・ジェイムスで12回)。
▼ハーデンとビールの一騎打ち
今季開幕3試合でのハーデンはFG成功率28.6%、スリー成功率15%とシューティングスランプ気味だったが、この日の試合では6本のスリーを含む32本中18本のフィールドゴールに成功。さらに18本中17本のフリースローを決めた。
これでハーデンはNBA史上2位の最長記録となる6シーズン連続での50点ゲームを達成。首位はもちろんウィルト・チェンバレンで、1959年から1969年にかけて10シーズン連続で50得点超えを叩き出している。
▼歴代50点ゲームTop5
プレイヤー | 50点超え | |
1 | ウィルト・チェンバレン | 118回 |
2 | マイケル・ジョーダン | 31回 |
3 | コービー・ブライアント | 25回 |
4 | ジェイムス・ハーデン | 19回 |
5 | エルジン・ベイラー | 17回 |
対するウィザーズは、ブラッドリー・ビールが46得点、8アシスト、FG成功率で大奮闘。試合終盤はウィザーズが主導権を握り、第4Q残り4分30秒で11点リードを奪取するが、そこからロケッツに23-11のランで反撃を許してしまった。
▼ゲーム・オブ・ザ・シーズン?
シーズン成績を3勝1敗としたロケッツはハーデンの他、ラッセル・ウェストブルックが17得点、12アシスト、10リバウンドで今季2回目のトリプルダブルを達成した。
八村はキャリアハイ
ホーム開幕戦で惜敗を喫したウィザーズ(1勝3敗)はビールの他、ルーキーの八村塁がフィールドゴール15本中9本成功からキャリアハイの23得点を記録。
試合序盤にはミドルレンジやインサイドから連続得点をあげて、立ち上がりが最悪だったウィザーズに反撃のきっかけを作り、第2Q序盤にはキャリア初のスリーポイントショットを成功させた。
▼スリー3本中3本成功!タッカー相手のターンアラウンド・フェイダウェイも最高すぎる
八村は開幕4試合で18.0得点、7.0リバウンド、FG成功率50%を平均。期待を大きく上回る活躍ぶりだ。新人王獲得も行けそうな気がしてきた。
ボックススコア:「NBA」