イングルスの自己最多タイ27得点でジャズが10連勝
ユタ・ジャズがノリに乗っている。
ジャズは現地14日、バークレイズ・センターで行われたブルックリン・ネッツとのロードゲームに118-107で快勝。連勝記録を10に伸ばし、28勝12敗でウェスト単独2位となった。ジャズが二桁連勝を達成するのは2018年1月~2月以来2年ぶりで、2010年以降では2度目となる。
この日のジャズは、ジョー・イングルスが6本のスリー成功からキャリアハイの27得点、4アシストをマーク。他には、ドノバン・ミッチェルが25得点/4アシスト、ルディ・ゴベアが22得点/18リバウンド/4アシスト、ボヤン・ボグダノビッチが18得点と、スターターがバランスの取れた好パフォーマンスで終始主導権を握った。
敗れたネッツは、復帰2試合目だったカイリー・アービングが32得点、11アシストをあげている。
ジャズ覚醒
12月4日、ジャズはマイク・コンリーの負傷離脱を受け、ジョー・イングルスがスタメンに昇格。そこからジャズオフェンスが覚醒した。
イングスルがベンチ起用だった今季開幕21試合(12月3日まで)のジャズは、オフェンス効率(100ポゼッション当たりの得点)でリーグ23位の105.3点と上手く機能していなかった。だがイングルスがスタメンに入ってからの19試合(12月4日以降)では、リーグ1位の116.2点を記録。それに伴い、成績も12勝9敗から16勝3敗へと飛躍的に伸びている。
イングルスのパフォーマンスも、先発とベンチスタートでは大きな差がある。
▼イングルスの(スターター/ベンチ)スタッツ
スターター | ベンチ | |
---|---|---|
試合数 | 20試合 | 20試合 |
出場時間 | 32.1分 | 27.5分 |
得点 | 14.8得点 | 7.6得点 |
アシスト | 5.8アシスト | 3.5アシスト |
FG成功率 | 51.7% | 36.2% |
3P成功率 | 52.1% | 31.2% |
FT成功率 | 88.9% | 75.0% |
ジャズ成績 | 16勝4敗 | 12勝8敗 |
シューティングスタッツの違いが顕著だ。
ジャズがシーズン後半戦で直面する課題の一つは、マイク・コンリーが復帰した時にラインアップローテーションをどう組むかだろう。ミッチェル、ゴベア、ボグダノビッチの先発出場は固定だとして、イングルス、コンリー、ロイス・オニールの誰がベンチスタートとなるのか?
ボックススコア:「NBA」