ジョー・イングルス、通算3ポイント成功数で歴代ジャズ1位に
ドラフト外から27歳でNBAデビューしたオーストラリア出身のフォワードが、Jazzレジェンドの記録を塗り替えた。
ユタ・ジャズのジョー・イングルスは現地29日、本拠地ビビント・アリーナで行われたダラス・マーベリックス戦で、キャリア通算846本目となるスリーポイントショットに成功。バスケットボール殿堂入りのジョン・ストックトンのキャリア3P記録(845本)を追い抜き、球団史上1位に浮上した。
ジャズ一筋で19年プレイしたストックトンが通算1504試合で樹立した記録を、イングルスはその3分の1以下となる493試合で突破。
ストックトンはキャリア3P成功率が38.4%と優秀なロングレンジシューターだったが、当時のNBAはスリーの本数が近年と比較して半分程度だったため、ストックトンの3P試投数もキャリア平均でわずか1.5本だった。
なおジャズでは、オールスターのドノバン・ミッチェルがかつてないペースでスリーを積み上げており、プロ4年目ですでに600本を超えて球団歴代4位につけている。
▼ジャズの3ポイント記録
プレイヤー | 3P | 試合数 | |
---|---|---|---|
1 | ジョー・イングルス | 846本 | 493 |
2 | ジョン・ストックトン | 844本 | 1504 |
3 | ゴードン・ヘイワード | 689本 | 516 |
4 | ドノバン・ミッチェル | 606本 | 242 |
5 | ブライオン・ラッセル | 540本 | 628 |
現在ジャズは11連勝中で、シーズン15勝4敗のリーグ首位。29日のマブス戦では、ボヤン・ボグダノビッチが7本のスリー成功から32得点、マイク・コンリーが22得点/9アシストをマークし、チームを勝利に導いた。
ボックススコア:「NBA」