ジョン・ウォールがレイカーズ戦でシーズンハイ40得点を記録
ジャンプショットが好調な時のジョン・ウォールは、完全にアンストッパブルになる。
ウォールは現地16日、キャピタルワン・アリーナで行なわれたロサンゼルス・レイカーズ戦で、FG27本中16本の成功から今季自己ベストの40得点をマーク。さらに14アシスト、6リバウンド、3スティール、2ブロックとオールラウンドに大活躍し、ウィザーズを128-110での圧勝へと導いた。
この日のウィザーズは、負傷中のオットー・ポーターJr.とドワイト・ハワードに加え、前日にサンズとの間でトレードが合意に達したことにより、オースティン・リバースとケリー・ウーブレイJr.が離脱。
ただでさえ低迷が続いているところにローテーションのキープレイヤー数人が不在と、かなり厳しい戦いになることが予想されたが、試合開始わずか4分で二桁リードを奪取する好スタートを切ると、そのまま終了のブザーまで主導権を掌握。第4Q開始時で20点以上の差を付けていたが、それでも攻撃の手を一切休めず、最終的にスターターから2選手が40分以上プレイすることとなった。
なおウォールが40得点/10アシスト以上のダブルダブルをマークするのは、今回でキャリア2度目。ウォールの他に、歴代ウィザーズでこれを達成したのは、ギルバート・アリーナス(2回)、クリス・ウェバー、マイケル・アダムス、アール・モンローの4選手しかいない。
連敗を4でストップしたウィザーズはウォールの他、ブラッドリー・ビールが25得点/12リバウンドで勝利に貢献。10日前にトレードで新加入したばかりのサム・デッカーは、ベンチから22分の出場で今季自己ベストの20得点を記録した。
一方で敗れたレイカーズは、ケンテイビアス・コールドウェル・ポープがシーズンハイの25得点で奮闘。レブロン・ジェイムスは珍しく絶不調で、シーズンワーストの13得点に終わっている。
ボックススコア:「NBA」