レイカーズがJ.R.スミスと契約へ
約20カ月ぶりにJRがNBAのコートに戻って来る。
ESPNによると現地6月29日、ロサンゼルス・レイカーズは大ベテランガードのJ.R.スミスと残りシーズン契約を結ぶ交渉で最終段階にあるとのこと。報道によれば、両者の契約は何の障害もなく成立する見込みだという。
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もし契約が成立すればプロ16年目突入となるスミスは、これまでのキャリア15シーズンで12.5得点、3p成功率37.3%を平均。
何かとリーグを騒がせてきた問題児的な面はあるものの、キャリア前半にナゲッツやニックスでシックスマンとして活躍した後、2015年1月にクリーブランド・キャバリアーズへとトレード移籍し、キャブスの初優勝に大貢献した。
スミスが最後に公式戦に出場したのは2018年の11月だ。
当時のキャブスは、レブロン・ジェイムスの退団や、ケビン・ラブの負傷離脱を受け、イースト王者の座からドアマット・チームへと一気に転落。完全に再建モードに入ったチーム内で居場所を失くしたスミスは、2018-19シーズンの大部分を欠場し、2019年の夏にチームからウェイブされる。
今季は契約先を獲得できず、2018年ファイナル第1戦の勝負所でスコアを勘違いしてしまうという大失態を挽回できないままでいた。
今季ウェスト首位のレイカーズは、エイブリー・ブラッドリーがシーズン再開への不参加を表明したばかり。スミスはその穴を埋めることになる。1年半以上のブランクがあるので、34歳になったスミスがどこまでチームのプレイオフランに貢献できるかは未知数だ。
なお今季レイカーズは、シーズン中断となる直前の3月5日に元マイアミ・ヒートのディオン・ウェイターズとも契約。ドワイト・ハワードやジャベール・マギー、ラジョン・ロンド、マーキーフ・モリスに加え、スミスとウェイターズが加入と、キャラの濃すぎる面子を揃えてシーズン再開に臨むことになる。
参考記事:「ESPN」