ユスフ・ヌルキッチがキャリア初の20/20と6ブロック
2月にデンバー・ナゲッツからポートランド・トレイルブレイザーズへとトレード移籍したセンターのユスフ・ヌルキッチが、オーバータイムに及んだ現地9日のフィラデルフィア・76ers戦で28得点、20リバウンド、8アシスト、6ブロック、2スティールを記録。得点/リバウンド/アシスト/ブロックの4項目でキャリアハイを更新する大活躍を見せ、ブレイザーズの今季初の4連勝に大貢献した。
▼ボスニアン・ビースト
本拠地アリーナでの大声援が心に響いたのだろう。ヌルキッチは試合後、「リップ・シティーこそすべて(All I need is #ripcity)」とツイート。ナゲッツではシーズン中盤からベンチ出場となり、活躍の機会が制限されていたが、ブレイザーズでは再びスタメンセンターを任されるようになり、本人もこれまで以上のやる気でゲームに臨めているようだ。移籍後のヌルキッチは、8試合で16.5得点、9.6リバウンド、4.5アシストと大きく調子を上げている。
ブレイザーズによると、1試合で28得点/20リバウンド/8アシスト/6ブロック以上が記録されたのは、1986年のチャールズ・バークレー以来初だという。
ロバート・コビントンのブザービーターにより延長戦に突入したこの日の試合は、ブレイザーズがOTを17-11でアウトスコアして114-108で勝利。ブレイザーズはヌルキッチの他に、デイミアン・リラードが24得点、C.J.マッカラムが23得点をマーク。シクサーズは、ダリオ・サリッチが28得点、コビントンが24得点/13リバウンドのダブルダブルをあげた。
ボックススコア:「NBA」