ケンバ・ウォーカーの第4ピリオド21得点でホーネッツがセルティックスを撃破
ケンバ・ウォーカーの快進撃が続いている。
2日前に自己キャリアベストの60得点を記録したばかりのウォーカーは、現地19日にスペクトラム・センターで行われたシャーロット・ホーネッツ対ボストン・セルティックス戦で43得点をマーク。強豪チーム相手に再びMVP級のパフォーマンスを披露し、ホーネッツを117-112での勝利へと導いた。
第4Q序盤で10点ビハインドを背負うピンチに陥ったこの日のホーネッツだが、そこからウォーカーがゾーンに入り大爆発。試合残り9分30秒間で、セルティックスがチーム合計でFG15本中4本成功の14得点と大失速したのに対し、ウォーカーはたった一人で10本中7本のショットを決めてピリオド21得点を奪い、3点リードで迎えた残り35秒にとどめの一撃となるスリーを沈めた。
▼クラッチ!!
この日の試合結果により、ウォーカーはシーズン平均得点でステフィン・カリーを追い抜き、リーグ1位に浮上(29.6得点)。アシストやリバウンドでもキャリアベストな数字を平均しており、今後のホーネッツの成績次第ではあるが、シーズン最初の1カ月を終えた時点で確実にMVP候補の一人と言えるだろう。
数年前にずっと苦手だったプルアップ・スリーを克服してオールスターへと大躍進を遂げ、今年は最もエキサイティングな選手の一人としてさらなる高みに到達しようとしているウォーカー。契約は今季が最終年で、昨季は何度もトレードの噂が出ていたが、The AthleticのShams Charania記者によると、ホーネッツオーナーのマイケル・ジョーダンはウォーカーを手放す気は一切なく、フランチャイズの顔として再契約を結ぶことを強く望んでいるという。
ボックススコア:「NBA」