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ケビン・ガーネット 掲示板
2017 9 23

ケビン・ガーネットが海外掲示板に降臨、「何でも聞いてくれ」

Reddit, ケビン・ガーネット, 掲示板 2

昨年の9月にNBAを正式に引退したレジェンドのケビン・ガーネットが、海外掲示板「Reddit」のNBA板に降臨。「何でも聞いてくれ」というスレッドを立ててユーザーたちからの質問を募り、それらに動画で回答していくQ&Aセッションを行った。

Hello @NBA_Reddit!

We'll be collecting your questions for KG to answer at 2:30pm ET. https://t.co/tKvT5UIkZG pic.twitter.com/hbb9pgLwKX

— KG's Area 21 (@KGArea21) September 21, 2017

以下にスレでのやり取りをざっとまとめてみた:


Q: あなたがこれまでに対戦した選手、もしくは一緒にプレイした選手の中で最高のトラッシュトーカーは誰?

KG: ゲイリー・ペイトンだ。恐らくペイトンは僕がプレイした中で最も影響力のある選手だったよ。試合中の彼は、審判からファン、コーチに至るまで、ゲームにおけるほぼすべてのアスペクトを支配していた。群を抜いて優れたトラッシュトーカーだ。なにしろ彼は口先だけでなく、言葉を裏付ける実力を持っていたからね


Q: 初めて対戦した時に最も驚かされたルーキーは誰だった?

KG: 2人いる。まずはザック・ランドルフ。はじめて彼と対戦した時、大部分のルーキーたちにはない鋭さみたいなものを持っているのが分かった。まったく物怖じしていなかったんだ。ケビン・デュラントもザックと同じような気力と自信を持っていたよ。普通ならば、ルーキーはあまり前に出てこない。畏縮してしまうんだな。だがあの2人と初めて対戦した時は、大多数のルーキーたちとは違った種類の自信を持っているのが感じられた


Q: 歴代選手たちによる3on3のトーナメントで、一緒にプレイする選手を2人選べるとすれば誰を選ぶ。もちろん全員が全盛期だと仮定して

KG: ジョーダンとシャックだな。そして俺はスポットアップに専念する。それだけで十分だ。なにしろ対戦相手はジョーダンとシャックにダブルチームしないといけないだろ。俺は15フッターのジャンプショットを沈めるだけでいい


Q: KG、あなたのおかげでバスケが大好きになりました。あなたがバスケットボールに心を奪われたきっかけは?

KG:バスケットボールを好きになったのは12歳の頃。誰かに影響されたというわけじゃない。12歳の時に少しマシな地域へと引っ越したんだが、そこの子供たちがアメフトではなくバスケットボールをやっていたんだ。だからそこでプレイさせてもらうためには、バスケを学ぶ必要があった。それがバスケットボールを始めたきっかけさ


Q: 今後の大活躍に期待している新進気鋭の選手は誰?

KG: デマーカス・カズンズだな。カズンズがシーズンを席巻し、MVPを狙いに行くところを見たい。カズンズには次の進化を遂げて、少なくとも1年くらいリーグを支配してもらいたいね


Q: もしウルブズとセルティックスがファイナルで戦うことになったら、どっちを応援する?

KG: 両方を応援するよ。片方の球団とより良好な関係を築いているのは確かだ。でもどちらか片方しか応援しないと言ったら嘘になる。僕のハートは両方の街にある


Q: 2000年代のビッグマンで最もガードするのが困難だったのは誰?

KG: たくさんいるよ。シャックはほぼ無敵。カール・マローンとチャールズ・バークレー、デビッド・ロビンソンはダブルチーム、もしくはトリプルチームが必須だった。それからティミー(ダンカン)やラシード(ウォーレス)はスキルレベルが極めて高く、18フィートのミドルレンジを打てた。
俺がデビューした頃と比べると、2000年代はビッグマンを守備するのがどんどん困難になっていったな。シュートレンジが広く、ドリブルもできるビッグが増えたからね。しばらくしてダーク(ノビツキー)がリーグにやってきた。ウィング選手のようなスキルを持ったビッグは他にもいた。だからそこから1人2人だけを選ぶのは難しい。スキルの時代だったんだ。ビッグマン全体のスキルがレベルアップしていた。
2000年代はリーグのプレイスタイルが変わったので、すごく苦労したよ。フィジカルに体をぶつけるプレイから遠ざかり、俊敏さがより求められるようになった


Q: 昔の自分を思い起こさせる現役選手は誰?

KG:ウェストブルックのエネルギーは並外れている。彼の活力には未だに驚かされるよ。なので、もし試合へのアプローチが俺に似ている選手を挙げるとすれば、ウェストブルックだ。ゲームに臨む姿勢がとてもよく似ている。あまり握手をせずに、 とにかく試合に集中し、自分の世界に入り、自分のやり方でプレイする。俺もそんな感じだった


Q: ケビン・デュラントの騒動についてどう思う?

KG: こんな名言がある、『チャンピオンは何をやってもいいんだ』とね(笑)。彼の行動のすべてに共感できるわけじゃないが、KDはただ成功をエンジョイしているだけだと思う。ひと夏の間だけチャンピオンであることを楽しんでいるのだろう。最近の彼の行動のいくつかは決して賛成できるものではないが、彼はチャンピオンだ。そしてチャンピオンはその1年間だけやりたいようにやれる。だからKDよ、今回の件は大目に見てやる。君が楽しんでくれていることを祈る

※   ※   ※

ソース:「Reddit」

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