ニックスがシーズン開幕戦で球団新記録
エースのクリスタプス・ポルジンギス不在のままNBA2018-19の開幕を迎えたニューヨーク・ニックスが、MSGで行われたアトランタ・ホークスとのシーズン初戦に大勝利だ。
この日のニックスは立ち上がりが非常に悪く、試合開始から9本連続でフィールドゴールに失敗し、第1Q序盤でデイビッド・フィッツデールHCはたまらずタイムアウトをコール。シーズンの出だしで少しつまずいてしまったが、タイムアウトブレイク中にファンがハーフコートショットを沈めると、それが火付け役となったのか、そこから徐々に流れを掴み、第2Qにはオフェンスが大爆発する。
▼シーズン最初のFGはファンのショット
https://twitter.com/nyknicks/status/1052723418674712576
第2Qのニックスは、ダンクやジャンプショットを次々と決めるアップテンポなオフェンスを展開し、12分で4本のスリーを含む28本中19本のフィールドゴールに成功。同ピリオドでの球団最多記録となる49点をスコアして、一気に主導権を掌握した。
▼ティム・ハーダウェイJr.が第2Qだけで16得点
ハーフタイムまでにリードを23点に広げたニックスは、後半に入ってからも最後まで二桁点差を維持し、126-107で圧勝。ティム・ハーダウェイJr.がゲームハイの31得点、エネス・カンターが16得点/11リバウンドのダブルダブルでチームを牽引し、チーム合計で7選手が10得点以上をあげている。
2018年ドラフト9位指名のケビン・ノックスは、FG16本中4本成功の10得点とやや苦戦。一方で、ドラフト外からロスター入りを果たした新人のアロンゾ・トリーア(トリアー?)は、26分の出場で15得点をマークしてインパクトを残し、第3Q終了間際には強烈なワンハンドダンクを叩きこんでMSGを沸かせた。
敗れたホークスは、トーリアン・プリンスがチーム最多の21得点、ケント・ベイズモアと新人のトレイ・ヤングがそれぞれ14得点を記録。リーグ最年長のビンス・カーターは、先発フォワードとして24分の出場し、12得点をあげる奮闘を見せた。
ボックススコア:「NBA」