カワイ・レナードが実戦復帰
現地9月29日、バンクーバーのロジャーズ・アリーナで行なわれたプレシーズンゲームで、トロント・ラプターズとポートランド・トレイルブレイザーズが対戦。
後半からペースを支配したラプターズが、122-104で快勝を収めた。
この日は、カワイ・レナードにとって今年1月以来約9カ月ぶりの実戦復帰であり、ラプターズのユニフォームを着てフロアに立った最初の試合だ。レナードはゲーム開始1分に得意のミドルレンジショットでチーム最初の得点をあげると、その後も好守備を見せつつ、第2Q終盤にはクロスオーバーからステップバックのロングツーに成功。見事なフットワークに、ラプターズベンチが沸いた。
FG成功数が8本中3本(スリー4本中0本)で、さらに11本中5本のフリースローに失敗と、シューティングにブランクの影響が出ているようだったが、それでもアグレッシブなプレイを続けて、19分の出場で12得点/3アシストをマークして勝利に貢献。試合後には、「リズムを取り戻すのには時間がかかる。でも試合に出られて最高の気分だった。楽しめたよ」と復帰戦の感想を話した。
▼レナードのプレシーズン初戦ハイライト
ラプターズはレナードの他、ヨナス・バランチュナスがベンチからチーム最多の17得点を獲得。カイル・ラウリーが15得点、パスカル・シアカムが6得点/13リバウンドを記録している。
敗れたブレイザーズは、メイヤーズ・レナードがチームハイの14得点、デイミアン・リラードが12得点をマーク。リラードとC.J.マッカラムの2人は、第1Qの12分しかプレイしていない。
▼PORロスター入りを目指すチナヌ・オヌアクは下投げフリースローを披露
ボックススコア:「NBA」