LALコーチングスタッフ加入のジョン・ルーカス、レブロンに復讐を誓う「練習で1周多く走らせてやる」
1週間前の現地9月15日、ロサンゼルス・レイカーズは元NBA選手のジョン・ルーカス三世がチームのコーチングスタッフに加入することを発表した。
ルーカス三世はドラフト外から2005年にNBA入りし、キャリア8シーズンを複数のチームでプレイしたポイントガード。引退後は、2017年から2年間ミネソタ・ティンバーウルブズで選手育成コーチを務めている。
キャリアスタッツでは4.7得点、1.0リバウンド、1.5アシストを平均。記録に残るタイプの選手では決してなかったルーカス三世だが、2012年にレブロン・ジェームズのスーパープレイの犠牲者となったことでハイライト映像に幾度となく登場し、人々の記憶に残る存在となった。
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2012年1月のマイアミ・ヒート対シカゴ・ブルズ戦。当時27歳のレブロンが、ルーカス三世を飛び越えながらワンハンドのアリウープを叩き込む超人プレイを決めた。NBA史上最高の選手の一人とされるレブロンのキャリアハイライトの中でも、トップクラスに入るダンクの一つだ。
レイカーズのアシスタントコーチに就任したばかりのルーカス三世は、自身のインスタグラムでレブロンのダンクについて言及。
「公式戦で私を飛び越えた男、レブロン・ジェームズをこれからコーチすることになるなんて改めてびっくりだ。あの時のお返しとして、練習では1周多く走らせてやろう」
今季レイカーズのロッカールームでは、ルーカス三世に対するレブロンのポスタライズダンクの話が何度も持ちあがることだろう。
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