レブロン・ジェームズとカイル・クーズマ、フロップ行為でNBAから警告
NBAは現地13日、リーグが定めるアンチ・フロッピングのポリシーに違反したとして、ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズとカイル・クーズマの2選手に警告を与えたことを発表した。
ポリシー違反と認定されたのは、2人とも12日に行われたメンフィス・グリズリーズ戦でのプレイが原因。まずレブロンは、第2Q終盤のリバウンド争いで大袈裟にフロアに転倒し、その行為がフロッピングとみなされた。
笛が鳴った瞬間のグリズリーズ若手たちのリアクションが印象的。インゲームでの判定は、ボックスアウトしていたディロン・ブルックスのディフェンシブファウルで、レブロンにはフリースロー2本が与えられた。
なおグリズリーズのブルックスは、昨季にもレブロンフロップの餌食になっている。
続いてクーズマがフロップ認定されたプレイは第4Q中盤。ディロン・ブルックス(またブルックス)のドライブを阻止しようとして接触した際に、バレリーナのような動きでコートの外へと飛んでいった。
コンタクトの際にブルックスが腕を突き出しているので、クーズマにフロップするつもりはなく、単純にバランスを崩しただけなのかもしれない。ただNBAは、これを悪質なフロップだと判断した。
フロップでペナルティを受けるのは、2人とも今季初。1回目は警告だけで済むが、2回目以降は罰金処分となり、6回目からは出場停止処分の対象にもなる。
参考記事:「ESPN」