2016年3月のNBA月間賞: レブロンが2ヵ月連続でイースト最優秀選手、タウンズは5連続のルーキー賞
NBAが現地5日、2015-16シーズン3月のプレーヤーズ・オブ・ザ・マンス、並びに月間最優秀ルーキー賞の受賞者を発表した。
プレーヤーズ・オブ・ザ・マンス
・EAST: レブロン・ジェイムス
イースタンカンファレンスは、クリーブランド・キャバリアーズのレブロン・ジェイムスが2ヵ月連続での受賞を果たした。
レブロンは3月の14試合に出場し、イースト2位の25.6得点、イースト5位の7.1アシスト、7.4リバウンド、FG成功率53.8%を平均。7試合でダブルダブル、2試合でトリプルダブルを達成し、キャブスは月間11勝5敗を記録した(レブロンが出場した試合は10勝4敗)。
これでレブロンのプレーヤーズ・オブ・ザ・マンス選出は、キャリア通算31回目(歴代最多)。2003年にレブロンがデビューして以降の13シーズンで発表されたプレーヤーズ・オブ・ザ・マンスの回数は合計75回なので、その内の41.3%を獲得したことになる。デアンドレ・ジョーダンやアンドレ・ドラモンドのフリースロー成功率並みの確率で、プレーヤーズ・オブ・ザ・マンスを手にしてきたのだ。これはさすがに凄い。
▼3月21日ナゲッツ戦、トリプルダブル
・WEST: ラッセル・ウェストブルック
ウェスタンカンファレンスは、3月だけで7回のトリプルダブルを達成したラッセル・ウェストブルックが、今季2度目かつキャリア5度目の選出。
ウェストブルックは、3月に出場した16試合で21.7得点、10.6アシスト(リーグ3位)、8.3リバウンドを平均。3月9日に行われたロサンゼルス・クリッパーズ戦では、キャリアハイ19アシストでのトリプルダブルを獲得するなど大活躍し、サンダーの月間11勝5敗に大貢献した。
なお、1ヵ月のトリプルダブル数16回は、1989年4月のマイケル・ジョーダンと並び過去30年で最多となる。
▼3月9日LAC戦、キャリアハイ19アシスト
ルーキーズ・オブ・ザ・マンス
イースタンカンファレンスは、マイアミ・ヒートのガード、ジョシュ・リチャードソン(全体40位指名)が初のルーキーズ・オブ・ザ・マンス受賞。3月の15試合でベンチから12.0得点、2.7リバウンド、2.1アシストを平均しながら、58.9%の高確率でスリーを沈め、チームの10勝5敗に貢献した。ヒートのプレーヤーが同賞を獲得するのは、2009年4月のマイケル・ビーズリー以来初で、球団史上7度目となる。
▼3月11日ブルズ戦、キャリアハイ22得点
ウェスタンカンファレンスは、15試合の出場で21.9得点、10.5リバウンド、1.33ブロック、FG成功率58.2%を平均したカール・アンソニー・タウンズが、5ヵ月連続での受賞を果たした。
https://twitter.com/Timberwolves/status/717428282552107008
3月のタウンズは、5日のネッツ戦で28得点/7アシスト、18日のロケッツ戦で32得点/11リバウンドを記録するなど、1ヵ月を通してオールスターレベルのパフォーマンスを披露。さらにルーキーシーズンにおける通算リバウンド数で2008-09のケビン・ラブ(734本)を抜き、球団新記録を打ち立てた(現地4月5日の時点で817本)。
▼3月18日ロケッツ戦、32得点
5ヵ月連続でのルーキー賞選出はウルブズ史上初。歴代NBAでは、ラルフ・サンプソン、デビッド・ロビンソン、ティム・ダンカン、レブロン・ジェイムス、カーメロ・アンソニー、クリス・ポール、ブレイク・グリフィン、デイミアン・リラードに続いて9人目となる。
ベスト・オブ2016年3月
・ダンク
・クロスオーバー
・アシスト
Image via Minnesota Timberwolves
参考記事:「NBA」