レブロン・ジェイムスが史上最年長で3試合連続トリプルダブル
ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェイムスが現地5日、ユナイテッドセンターで行われたシカゴ・ブルズ戦で30得点、11リバウンド、10アシストをマーク。レイカーズを二桁点差からの逆転勝利に導いた。
これでレブロンは、11月1日のマブス戦、3日のスパーズ戦に続いて、3試合連続でトリプルダブルを達成。レイカーズの選手としては1987年のマジック・ジョンソン以来初の快挙で、自身のキャリアでも最長記録タイ。さらにNBA史上最年長(34歳310日)で3試合連続TDを達成した選手となった(これまでの記録保持者はジェイソン・キッドで34歳291日)。
▼キャリア5度目?の全盛期に突入した今季のレブロン
「チームの成功があってこそのトリプルダブル。もし勝利が伴わないのであれば、トリプルダブルには何の意味もないよ」
– レブロン・ジェイムス
なお連続トリプルダブルの最長試合記録は、昨季のラッセル・ウェストブルックが達成した11試合連続となっている。
この日のレイカーズは序盤からトランジションの守備が甘く、ハーフタイム前後で最大19点ビハインドに陥り、第4Q開始時でも二桁得点差を追いかける展開となったが、最終ピリオドを38-19のダブルスコアで上回って大逆転勝利。連勝を6に伸ばし、6勝1敗でリーグ首位に躍り出た。
レブロンの他にはクイン・クックが17得点、アンソニー・デイビスとカイル・クーズマがそれぞれ15得点をあげている。
今シーズンのレブロンは、開幕7試合で26.1得点、11.1アシスト、8.3リバウンドを平均。アンソニー・デイビスとのタッグ結成で得点面での負担が減ったこともあってか、今季は序盤から守備にも注力しており、まるでヒート時代のレブロンを見ているかのよう。現時点では今季MVPレースのフロントランナーと言える活躍ぶりだ。
ボックススコア:「NBA」