ホークスが8連勝でイースト4位タイ、レブロンは足首負傷で戦線離脱へ
NBAでは現地20日、アトランタ・ホークスとロサンゼルス・レイカーズがステイプルズ・センターで対戦。現在勢いに乗っているホークスが、99-94でホームチームのレイカーズを撃破した。
これでホークスは連勝記録を8に更新し、シーズン22勝20敗でイースト4位タイに浮上。3月1日にロイド・ピアースを解雇し、ネイト・マクミランが暫定HCに就任してから、まだ1度も負けていない。
▼ホークスの連勝が伸びるにつれて、球団の公式Twitterの名前も長くなっていく仕様
この日のホークスは、ジョン・コリンズが27得点/16リバウンド、ダニーロ・ガリナリがベンチから18得点で大活躍。トレイ・ヤングはスリー7本すべてに失敗と、シューティングで精彩を欠いていたが、プレイメイクでチームオフェンスを引っ張り11アシストをあげた。
ホークスが8連勝を達成するのは、イーストファイナルまで駒を進めた2014-15シーズン以来6年ぶり。当時のホークスは、2014年12月27日から2015年1月31日にかけて19連勝をあげ、スターター5選手が2015年1月のプレイヤーズ・オブ・ザ・マンスに選出されている。
レブロン負傷
一方で、レイカーズにとっては、敗戦以上に深刻な打撃を受ける試合となった。
第2Q序盤、レブロン・ジェームズがファンブルしたボールを取り戻そうとした際に右足首を負傷。フロアダイブしたソロモン・ヒルの体がレブロンの右足にのしかかり、外側に向けて足首を強く捻る形となった。
レイカーズは、レブロンが高位足関節捻挫で戦線離脱することを発表。レントゲン検査で骨に異常は見つからなかったようだが、怪我の深刻さは今のところ不明で、復帰時期については「無期限の離脱」とされている。
試合後、レブロンはTwitterを更新。怪我でチーム離脱を余儀なくされる悔しさを綴った:
「チームメイトたちの力になれない。これほど腹立たしくて悲しいことはないよ。今は心も体もボロボロだ。でも復帰に向けた戦いはすでに始まっている。すぐに戻ってくるよ」
– レブロン・ジェイムス
これで、76ersのジョエル・エンビードに次いでレブロンと、今季MVP有力候補が続けて負傷離脱。このトレンドが続かないことを祈るばかりだ。
なおESPNによると、レブロンは現地21日に行われるフェニックスでの遠征試合に同行しているとのこと。MRI検査の詳細が出るまで何とも言えないが、怪我の程度はそれほど重くないのかもしれない。
ボックススコア:「NBA」