レブロン・ジェイムス、プレーオフ通算得点で歴代1位に
レブロン・ジェイムスがNBAプレーオフの大記録を塗り替えた。
レブロンは、現地25日に行われたボストン・セルティックスとのECファイナル第5戦で35得点をあげ、プレーオフのキャリア通算得点で5995点に到達。1998年ファイナル第6戦の「The Last Shot」から20年間破られることのなかったマイケル・ジョーダンの記録(5987点)をついに追い抜き、デビュー14シーズン目にして歴代1位の座に登りつめた。
▼PO通算得点ランキング
得点 | 試合数 | |
レブロン・ジェイムス | 5995 | 212 |
マイケル・ジョーダン | 5987 | 179 |
カリーム・A・ジャバー | 5762 | 237 |
コービー・ブライアント | 5640 | 220 |
シャキール・オニール | 5250 | 216 |
ティム・ダンカン | 5172 | 251 |
カール・マローン | 4761 | 193 |
ジェリー・ウェスト | 4457 | 153 |
トニー・パーカー | 4012 | 221 |
ラリー・バード | 3897 | 164 |
▼スリーでジョーダン超え
「僕が23番を着る理由はマイクがいたから。僕がバスケットボールに夢中になったのはマイクがいたからだ。マイケル・ジョーダンを見て育った。まるで神様のようだったよ。だからマイクになれるとは思っていなかった。そして僕は、自分自身や他の選手たちに意識を向けるようになったんだ。マイクのいるところまで辿りつけるとは夢にも思わなかったからさ」
– レブロン・ジェイムス
レブロンは現在32歳で、ジョーダンが最後にプレーオフの試合に出場した時よりも2歳若い。このペースでいけば、レブロンが引退する頃には、ジョン・ストックトンのアシスト記録のような、誰も近づけない大記録を樹立してしまいそうだ。
なおレブロンは同日の試合で、プレーオフの通算スリーポイントショット成功数(319本)でマヌ・ジノビリを抜き、歴代3位に浮上。2位のレジー・ミラーまであと1本に迫っている(1位はレイ・アレンで385本)。
▼レブロン、キャリアプレーオフハイライト
Image by Erik Drost
スタッツ:「Basketball Reference」