レブロン・ジェームズ、「歴代最高のプレーヤーに俺はなる」
NBAキャリア10年、わずか28歳にして、4つのMVP、2つのファイナルMVPを受賞。レブロン・ジェームズが現役プレーヤーの中で世界一なのは、まぎれもない事実だ。周りから頭二つ分くらいは抜き出ており、もはや並んで走る者はいない。
昨季のNBAファイナルでは、その地位をさらに堅固なものにした。全盛期のコービー・ブライアントでも、あれほど圧倒的だったことはなかったのではないだろうか。
バスケットボールに限ったことではないが、一度頂点まで登りつめた人間は、トップに居続けるためのハングリー精神をどのようにして保ち続けるのだろう?
レブロンの場合は、そのもう一歩先、「歴史上で最も偉大なバスケットボールプレーヤー」を目指したいという思いが、彼を前に推し進めているようだ。米スポーツメディア「Bleacher Report」の取材で、モチベーションの維持について尋ねられたレブロンは次のように語った:
レブロン:「僕は歴代最高の選手になりたい。それが僕のモチベーションだ。シンプルなことじゃない。でも僕にとってはそうなんだ。それが僕の心構えだ」
素晴らしい回答だ。そこには、自惚れや過信、躊躇さは一切ない。
レブロンが歴代最高のプレーヤーとしてキャリアを終えるためには、絶対に越えなくてはならない壁がある。マイケル・ジョーダンだ。
ジョーダンの主な記録は、6度のNBA制覇、6度のファイナルMVP、5度のMVPなど。まだまだ道のりは長いが、レブロンはまだ若い。ジョーダンを超えるポテンシャルも十分に備えているように思える。
Thumbnail:「YouTube – NBA」
参考記事:「bleacherreport.com」