オーランド・マジック、「パイ投げ」でシーズン日程を発表
オーランド・マジックが、独自のユニークなやり方でファンたちに2017-18シーズンの試合日程を知らせている。各チームとのホーム/アウェイ戦のスケジュールをアルファベット順に発表しながら、マジックのマスコット「スタッフ・ザ・マジック・ドラゴン」が対戦相手チームのTシャツを着た人たちの顔面に次々とパイを投げつけていくというものだ。
ご近所のライバルチームであるヒートには、きっちりと2発喰らわせている。
今オフのマジックは、FAでジョナサン・シモンズと3年/2000万ドル、シェルビン・マックと2年/1200万ドルの契約を結んだ他、アーロン・アフラロとマリース・スペイツをそれぞれベテランミニマム契約で獲得。チームの低迷期脱出につながる大幅な戦力アップはできなかったものの、将来のキャップスペースを圧迫するようなバッドサラリーに手を出すことなく、比較的リーズナブルな契約で昨季の弱点だったベンチの補強に成功しているので、充実したオフシーズンだったと言えるだろう。
来季のマジックは、開幕から最初の49試合中28試合がロードゲームとなっている。ハードなスケジュールだが、ポール・ジョージやジミー・バトラー、ポール・ミルサップの移籍でイーストのプレーオフチームが弱体化したことを考えると、もしシーズン前半をそれなりの成績で乗り切れれば、2012年以来6年ぶりとなるプレーオフ進出にも手が届くかもしれない。