ダラス・マーベリックスが2021プレイオフ進出確定
現地14日、ダラス・マーベリックスが本拠地アメリカン・エアラインズ・センターで行われたトロント・ラプターズ戦に114-110で辛勝。シーズン42勝29敗でウェスト6位以上を確定させ、2年連続となるプレイオフ進出を決めた。
この日の試合では、カイル・ラウリーやパスカル・シアカム、フレッド・バンブリートをはじめ、ラプターズの主力メンバーが総欠場。それでも、マブスにとって簡単な勝利ではなかった。
後半開始直後で最大19点リードを奪取したマブスに対し、ラプターズは新人バックコートコンビの大活躍で猛反撃。一桁点差まで巻き返して第3ピリオドを終えると、第4Q終盤には1ゴール差にまで迫る。
後半からオフェンスが大失速してしまったマブスだが、クラッチタイムではドリアン・フィニー・スミスやルカ・ドンチッチらがステップアップして何とかリードを維持。最後はジョシュ・リチャードソンが4本連続でフリースローを決め、ギリギリで逃げ切った。
この日のマブスは、クリスタプス・ポルジンギスがチームハイ21得点、10リバウンドのダブルダブルをマーク。ルカ・ドンチッチが20得点、10リバウンド、11アシストでシーズン11回目のトリプルダブルを達成した。
今季マブスは主力の怪我やコロナ感染の影響により、開幕最初の6週間で9勝14敗と大苦戦。だがそこから33勝15敗と見事なV字回復を見せ、プレイオフ進出、そしてプレイ・イン・トーナメント回避を決めた。
「(シーズン序盤で)ウェスト12~13位に落ちた時、僕たちがポストシーズンに残れないという声がたくさん出ていた。でもそんな状況から、僕たちはプレイオフ進出を果たした。これでチームが必要としていた数日間の休養を得られるよ」
– ルカ・ドンチッチ
それぞれのカンファレンスで6位以上に入ったチームには、レギュラーシーズン最終日の5月16日から、プレイオフ開幕日の22日にかけて、少なくとも5日間のブレイクが与えられる。
ボックススコア:「NBA」