ドンチッチ不在のマブスがバックスの連勝を18で止める
ダラス・マーベリックスが再び敵地で優勝候補チームの二桁連勝を阻止した。しかも今回は、エースのルカ・ドンチッチ抜きでやってのけた。
マブスは現地16日、ファイサーブ・フォーラムで行われたミルウォーキー・バックス戦に120-116で勝利。これにより、球団史上2番目の最長記録となっていたバックスの連勝が18で終了した。今季のマブスは、12月1日にもステイプルズ・センターでロサンゼルス・レイカーズの連勝を10で止めている。
ドンチッチ不在でイースト首位チームとの一戦に臨んだマブスは、クリスタプス・ポルジンギスとセス・カリーが得点面でステップアップし、試合の大部分でリードを維持。第3Q序盤で一時バックスに逆転されたが、ピリオドを27-20で上回ってすぐに主導権を奪い返すと、7点差で迎えた第4Q残り6分には、ポルジンギスがヤニス・アデトクンボの上から2連続でディープスリーを沈めて、リードを13点に広げた。
シーズン成績を18勝8敗としたマブスは、ポルジンギスとカリーがそれぞれ26得点でチームを牽引。アデトクンボに48得点を許してしまったものの、他のバックススターター4選手を合計で24得点に抑える好守備を見せた。
ポルジンギスとカリーの他には、ジェイレン・ブロンソンが13得点、11アシストのダブルダブル、デロン・ライトがベンチから13得点、4スティールで勝利に貢献。今季のマブスは、ホームで8勝6敗、ロードで10勝2敗と、本拠地よりも敵地で好成績を収めている。
▼セス
なお足首負傷で離脱中のドンチッチの近況について、マブスのリック・カーライルHCは「すでに松葉杖やキャストを必要としていない。順調に回復している」とコメント。ESPNによれば、ドンチッチは2~3週間で戦線復帰できる見込みだという。
11月8日以来6週間ぶりの黒星を喫したバックスは、アデトクンボの48得点の他にベンチ陣が奮闘し、カイル・コーバーが17得点、エルサン・イリヤソバが11得点をマーク。試合残り39秒の11点ビハインドから3点差にまで迫る奇跡的な猛反撃を見せたが、逆転勝利にはあと一歩及ばなかった。
ボックススコア:「NBA」