マブスが球団新記録のスリー24本でウォリアーズの連勝ストップ
NBAでは現地28日、ダラス・マーベリックスがチェイスセンターで行われたゴールデンステイト・ウォリアーズ戦に141-121で圧勝。ウォリアーズの連勝を4で終わらせた。
マブスは、ルカ・ドンチッチが31得点、15アシスト、12リバウンドで大活躍してチームを牽引。第3Qまでの30分の出場時間で30得点トリプルダブルを記録した。ESPNによると、3ピリオドだけで30得点TDを達成したのは、過去20年のNBAでドンチッチとジェイムス・ハーデンの2選手のみだという(それぞれ2回)。
スリー
この日の試合では、両チームとも序盤からスリーポイントショットが絶好調だった。
前半だけでマブスが26本中15本、ウォリアーズが23本中13本の3Pに成功。特にウォリアーズのディアンジェロ・ラッセルがゾーン状態で、ハーフタイムまでに11本中8本を沈めている。ウォリアーズ選手が前半で8本以上のスリーを決めたのは、スプラッシュブラザーズに次いでラッセルが球団史上3人目だ。
ラッセルは前半におけるキャリア最多の30得点をマーク:
ラッセルにアクシデント
ラッセルの大活躍により、前半終了時では74-72でウォリアーズが2点リード。クレイ・トンプソンが保持している1試合のNBAスリー記録(14本)にも届きそうな勢いだったが、後半はアクシデントで一時試合を離れることになってしまう。
第3Q中盤、ラッセルはルースボールを追いかけようとした際にドンチッチと激しく衝突。ドンチッチの体で頭部を強打する形となり、フロアに倒れ込んだまま5分ほど動かない状態が続いた。
しばらくするとラッセルは立ち上がり、自分の足でロッカールームへと退場。幸いにも深刻な怪我ではなかったようで、第4Qには再びフロアに戻り、自己最多タイとなる9本目のスリーを沈めている。
試合は、ラッセルが離脱した隙にマブスが一気に畳みかけ、リードを20点に拡大。マブスは最終的に球団史上最多となる24本のスリーを成功させた。
シーズン成績を21勝10敗としたマブスはドンチッチの他、ティム・ハーダウェイJr.がFG13本中9本成功から25得点で勝利に貢献している。
ボックススコア:「NBA」