ナゲッツのマイケル・ポーターJr.が3度目の腰の手術へ、残りシーズン欠場の可能性も
デンバー・ナゲッツにとって最も恐れていたシナリオ。今オフにマックスの延長契約を結んだばかりのマイケル・ポーターJr.が、再び腰の怪我で長期離脱を余儀なくされる模様だ。
ESPNがエージェントから得たという情報によると、ポーターJr.は現地12月1日に腰の手術を予定しているとのこと。復帰時期は不明だが、The Athleticは残りシーズン全休の見込みと報じている。
ポーターJr.が負傷したのは、11月6日に行われたヒューストン・ロケッツ戦。それから神経痛などに悩まされながらも自然治癒の道を模索していたそうだが、最終的に手術が必要という結論に至った。
昨季のポーターJr.はキャリアベストの19.0得点、7.3リバウンド、スリー成功率44.5%を平均し、2020-21MIP投票でジュリアス・ランドルとジェレミー・グラントに次ぐ3位の得票数を獲得。今年の9月には、5年/1億7200万ドルのマックスでナゲッツと延長契約を結んでいる。
▼昨季4月のロケッツ戦では8本のスリー成功からキャリアハイ39得点
もともと2018年ドラフトクラスのトップ・プロスペクトだったポーターJR.だが、腰の怪我が原因でカレッジでの1年をほぼ欠場することになり、ドラフト順位が14位まで転落。さらにNBAでのルーキーシーズンも全休となった。ポーターJR.が腰の手術を受けるのは今回で3度目となる。
今季のナゲッツは、ジャマール・マレーが前十字靭帯断裂により戦線離脱中。さらに大黒柱のニコラ・ヨキッチも手首の怪我でここ数試合を欠場しており、現在6連敗中だ。マレーとポーターJR.の完全復活が見込まれる来季が勝負の年になりそう。
参考記事:「ESPN」