マイク・ブーデンホルザーHCがバックスと3年の延長契約へ
ミルウォーキー・バックスが現地24日、ヘッドコーチのマイク・ブーデンホルザーと延長契約を結んだことを正式に発表した。
チームから契約の詳細は明かされていないが、ESPNによると延長契約の期間は3年とのこと。ブーデンホルザーHCの今の契約は2021-22シーズンが最終年なので、そこから3年、2024-25シーズンいっぱいまでバックスとの契約下となる。
「バックスの一員でいられることへの感謝の気持ちは、言葉では言い表せない。オンコートでもオフコートでも、チームに成功をもたらすのは選手たちだ。ここには最高の選手たちがいて、私は常に彼らに感謝している。この3シーズンで彼と一緒に成長できた」
– マイク・ブーデンホルザー
2013年にヘッドコーチとしてのキャリアをアトランタ・ホークスでスタートしたブーデンホルザーは、HCキャリア8シーズン中7シーズンでプレイオフに進出。2014年と2019年にコーチ・オブ・ザ・イヤーを受賞している。
2018年にバックスのヘッドコーチに就任すると、最初の2シーズンでそれぞれチームをリーグ首位の成績に牽引。だが肝心のポストシーズンで十分な成功を収めることができず、2021プレイオフ開幕前は「もし今年も駄目なら解任されるだろう」との見方が現地メディアの間で強まっていた。
そんな中、2020-21のバックスは見事50年ぶりの優勝を達成。
2週間ほど前にESPNのポッドキャスト番組『The Lowe Post』に出演した際には、「あと20年バックスのヘッドコーチをやりたい」と夢を語っていたブーデンホルザーHC。今年の8月で52歳になったばかりとまだまだ若く、20年後でも今のグレッグ・ポポビッチHCと同じ年齢。決して実現不可能な夢じゃない。
参考記事:「NBA」