マーキーフ&マーカスのモリス兄弟が同じ日に退場処分に
さすがは双子の兄弟?
NBAでは現地8日、ロサンゼルス・レイカーズのマーキーフ・モリスと、ロサンゼルス・クリッパーズのマーカス・モリスが、別の試合でそれぞれ退場処分を食らった。しかも、どちらも全米中継のビッグゲーム、第4Q終盤での退場だった。
まず第1試合のレイカーズ対ヒート戦では、ノーコールに対して審判に怒りをぶつけたモリスが、2つ目のテクニカルファウルで残り時間2分14秒に退場。
その約3時間後、今度は弟のモリスが、クリッパーズ対サンズ戦の残り1分24秒に兄と似たような形で退場となった。
さすが双子の兄弟。シンクロ度が半端ない。同じ日に、それぞれ試合終盤に審判に文句を言って退場とか、仲が良すぎて笑える。ただ試合結果は異なり、レイカーズのモリスは黒星、クリッパーズのモリスは白星を獲得した。
モリスは試合後、「計画的にやったと思う奴がいるだろうな笑」とツイート。それに対して、兄のモリスも「そう思われるに違いない笑」と引用リツイートをして笑い合っていた。
モリス兄弟は、子供の頃から大学までずっと同じチームに所属し、2人とも2011年ドラフトでNBA入り。ドラフト順位も、兄マーキーフが全体13位、弟マーカスが14位と仲良く並んでいた。
NBAでも、モリス兄弟は2013年~2015年の2シーズン半をチームメイトとしてフェニックス・サンズでプレイ。だが2015年のオフシーズンにマーカスがトレード放出されたことにより、2人は再び離れ離れとなる。
当時のマーキーフは、弟がトレードされたことに相当腹を立てたらしく、2015-16シーズンのトレーニングキャンプ直前に、「フェニックスに僕の未来はない」と事実上のトレード要求とも言えるツイートを投稿していた。
▼モリス兄弟のドラフト
なおモリス兄弟が同じ日に退場処分となるのは、今回が初めてじゃない。2018年の4月にも同じことが起こった。
ボックススコア:「NBA」