2017NBAオールスターゲームのリザーブが決定
NBAが現地26日、ヘッドコーチたちの投票で選出された2017オールスターゲームのリザーブメンバーを発表した。
イースタンカンファレンス
プレーヤー | 出場回数 | |
G | カイル・ラウリー | 3 |
G | ジョン・ウォール | 4 |
G | アイザイア・トーマス | 2 |
G | ケンバ・ウォーカー | 初 |
F | ポール・ジョージ | 4 |
F | ポール・ミルサップ | 4 |
F | ケビン・ラブ | 4 |
コーチ投票ではやはり成績が重視されるのか、イーストのリザーブは全員がプレーオフ圏内にいる勝率5割以上のチームから選出。スターターを合わせると、キャブスからレブロン・ジェイムス、カイリー・アービング、ケビン・ラブの3選手、ラプターズからデマー・デローザンとカイル・ラウリーの2選手が出場することとなった。またリザーブ7選手中4選手がPGと、バックコート陣の大活躍が目立つ今季イーストを象徴するロスターとなっている。
ケンバ・ウォーカーは今回が初出場で、ホーネッツの選手が選出されたのは2009年のジェラルド・ウォーレス以来初。一方で、イーストフロントコート枠のファン投票で3位票数を獲得し、ブレイク・グリフィン以来初となるルーキーシーズンでのオールスターが期待されたフィラデルフィア・76ersのジョエル・エンビードは選ばれなかった。
▼カイル・ラウリー、シーズンハイライト
ウェスタンカンファレンス
プレーヤー | 出場回数 | |
G | ラッセル・ウェストブルック | 6 |
G | クレイ・トンプソン | 3 |
F | ゴードン・ヘイワード | 初 |
F | ドレイモンド・グリーン | 2 |
F | デマーカス・カズンズ | 3 |
F | デアンドレ・ジョーダン | 初 |
F | マルク・ガソル | 3 |
イーストとは反対に、ウェストリザーブは7選手中5選手がフロントコート。クリッパーズのデアンドレ・ジョーダンとジャズのゴードン・ヘイワードがキャリア初選出を果たした。ジャズの選手がオールスターゲームに出場するのは、2010-11シーズンのデロン・ウィリアムス以来初だ。
今季26.2得点、5.8アシスト、4.8リバウンドを平均しているブレイザーズのデイミアン・リラードは、チームの不振が大きなマイナス要素となったのか、2015年から3年連続でまたしても選出漏れ(2015年は負傷したブレイク・グリフィンの代わりに出場)。チームの成績が重視されるのはイーストと同じで、ウォリアーズからはスターターと合わせて4選手が選ばれている。
▼マルク・ガソル、シーズンハイライト
・ウェイド&メロがいないオールスター
今年は、00年代中盤からオールスター常連だったドウェイン・ウェイドとカーメロ・アンソニーが揃って選出漏れ。もし怪我や出場辞退などでイーストのロスタースポットに空きが出なければ、2004年以来初めてウェイドとアンソニーのどちらもいないオールスターゲームとなる。
・レブロンが最年長
コービー・ブライアントの引退やウェイド&メロの選出漏れなど、今年はオールスターの世代交代が進んだため、現在32歳のレブロン・ジェイムスがキャリア初めて最年長での出場となった。歴代屈指のドラフトクラスとされる2003年組からオールスターが1人になってしまったという事実には、改めて時の流れを感じさせられる。
参考記事:「NBA」