NBAがオールスターゲームの「勝利ボーナス」を10万ドルに引き上げ
オールスターゲームが少しでも“真剣勝負”に近づくきっかけとなるか?
ESPNのChris Haynes記者によると、NBAはオールスターゲームに勝利したチームの選手全員に与えられるボーナスを増額する模様。リーグからの正式な発表はまだだが、報道によれば、昨年まで1人当たり5万ドルだった勝利ボーナスが、今年は10万ドルに引き上げられるようだ。敗北したチームへのボーナスは、これまでと同じで2万5000ドルになる見込みだという。
当然ながらボーナス増額の目的は、プレイヤーたちのモチベーションを高め、試合の質を少しでも上げるため。近年のオールスターゲームは、相手にダンクさせるためにレーンを譲るなど、特にダラダラ感が増しており、誰も勝敗を気にかけていない印象だ。
10万ドルのボーナスと言っても、年俸2000万~3000万ドルのオールスターたちにしてみれば些細な額なのかもしれないが、大金であることには変わりない。実際に出場するカイリー・アービングやクレイ・トンプソン、アル・ホーフォードらも、増額について「効果があるはず」と前向きなコメントを残している。
「選手たちはもっと真剣になると思う。ここ数年はオールスターゲームの質が良くなかった。そのことは選手たちも感じている。いずれにせよ、今年はみんな真剣にプレイするつもりだったと思うが、ボーナス増額は間違いなく大きい。ルースボールにダイブするようになるかもね」
– アル・ホーフォード
他にもNBAでは、オールスターを盛り上げようと、東西混合やドラフトでのチーム編成など、新しいアイデアに取り組んでいる。今年のオールスターゲームは少し期待していいかも…?
参考記事:「ESPN」