ニック・ヤングがナゲッツと契約
2018年王者のスワギーPがNBAに戻って来る。
デンバー・ナゲッツは現地10日、ガードのニック・ヤングと契約を結んだことを正式に発表。契約の詳細は明かされていないが、怪我や病気による2週間以上の離脱者が4選手以上出た場合に適用される例外条項を使っての契約だという。ナゲッツはヤングのスポットを空けるため、同日にガードのブランドン・グッドウィルを解雇した。
昨季をゴールデンステイト・ウォリアーズでプレイしたヤングは、80試合の出場で7.3得点、37.7%を平均。ベンチスコアラーとしてチームのリーグ2連覇に貢献した。
▼2017-18シーズンのヤング
昨季は高いオフェンス力を誇りながらも、ディフェンスが弱点となり、あと1勝というところで惜しくもプレイオフ進出を逃すこととなったナゲッツ。今季はロスターに大きな変化がなかったものの、守備が大幅に改善し(現地12月10日の時点でオフェンスがリーグ9位、ディフェンスが4位)、先週までウェスト1位を維持する好シーズンを送っていた。
チームとして次のステップに進もうとしていたナゲッツだが、不運なことに、ここ数日でポール・ミルサップとゲリー・ハリスの主力2選手が立て続けに負傷。特に守備の要となっていたミルサップは、つま先の骨折で長期間の離脱が見込まれている。他にもウィル・バートンとアイザイア・トーマスが負傷離脱中のままだ。
絶好調のチームに怪我でブレーキがかかってしまうのは本当に残念。ヤングの活躍に期待したい。
参考記事:「NBA」