ニコラ・ヨキッチが自己最多18アシスト、ナゲッツはシーズン初勝利
デンバー・ナゲッツのニコラ・ヨキッチが、現地28日にボール・アリーナで行われたヒューストン・ロケッツ戦で19得点、18アシスト、12リバウンドをマーク。今季2度目のトリプルダブル達成で、ナゲッツをシーズン初白星へと導いた。
18アシストは、ヨキッチにとってキャリア最多記録。センターポジションの選手が18アシストに届いたのは、1968年のウィルト・チェンバレン(21アシスト)以来52年ぶりの快挙となる。
ハイ/ローポストからのプレイメイクが超シャープ。特に第4Qに見せた、ディフェンダーの後ろを通すエルボーからのアシスト2本が神懸っていた。
今季のヨキッチは3試合中2試合でトリプルダブルを記録し、24得点、14アシスト、10リバウンドを平均中。TDを達成できなかった前の試合でも、リバウンドが1本足りないだけだった。
今季でNBA6年目となるヨキッチだが、すでに歴代センターの中で最もパスセンスに長けた選手と言える存在。これほどのタレントを、ドラフト全体41位指名で獲得できたナゲッツは最高に幸運だ。
数年後には、ヨキッチが功績の面でもマヌ・ジノビリやマーク・ガソルを超えて、リーグ史上最高のドラフト2巡目指名選手と言われるようになるかもしれない。
▼2019-20ヨキッチ
一方で、シーズン開幕2連敗を喫したロケッツは、ジェイムス・ハーデンが34得点、新加入のクリスチャン・ウッドが23得点で奮闘した。
ボックススコア:「NBA」