ノビツキーとウェイドが「特別枠」でオールスターゲーム出場決定
NBAから嬉しいサプライズ。最後にもう一度、マブスとヒートのレジェンドがオールスターの大舞台に立つ姿を見れる。
NBAは現地2月1日、ダラス・マーベリックスのダーク・ノビツキーとマイアミ・ヒートのドウェイン・ウェイドが「スペシャル・ロスター・アディション」として、シャーロットで開催される2019年オールスターゲームに出場することを発表。長年リーグに貢献してきた2人のキャリアを称えるための特別枠で、NBAがファンの願いを聞き入れる形となった。
「ダーク・ノビツキーとドウェイン・ウェイドはNBAのあるべき姿を体現してくれました。際立ったスキルに弛まぬ努力、類まれなプロフェッショナリズム、そして地域社会の活性化と世界的なバスケットボール普及への貢献。オールスターゲームは、一流のNBA王者、ファイナルMVPである2人を称えるのに理想的な舞台です」
– NBA
ノビツキーとウェイドの2人を再びオールスターゲームで見れるのは、ファンとして純粋に嬉しい。ただこれで、ノビツキーの今季限りでの引退がさらに濃厚になった気がする…。
なおNBAは同日、負傷離脱中のビクター・オラディポの代役として、ブルックリン・ネッツのディアンジェロ・ラッセルがイーストのリザーブでロスター入りしたことを発表。今季のラッセルは52試合で19.6得点、6.4アシストとキャリアベストなシーズンを送っており、特に1月は23.8得点、7.3アシストとオールスターに相応しい数字を記録してネッツを月間11勝4敗の好成績に導いた。
オールスターの「特別枠」がこれから恒例化するのであれば、来季はビンス・カーターにもチャンスがあるかも(もし現役続行すれば)?記録上でノビツキーやウェイドのようなレガシーを残せなかったカーターだが、ピーク時の人気やバスケットボールへの影響力という面では2人に負けていないと思う。
なおノビツキーとウェイドは、オールスタードラフトでスターター、リザーブに続く3巡目で指名を受けることになる。
参考記事:「NBA」