元マブスアシスタントのジャマール・モズリーがマジックの新HC就任へ
オーランド・マジックは現地11日、チームの次期ヘッドコーチに元ダラス・マーベリックスのアシスタントHCのジャマール・モズリーが就任することを正式に発表。ESPNによると、契約期間は4年だという。
2020-21シーズンをリーグワースト3位の成績(21勝51敗)で終えたマジックは、シーズン終了と同時に3年間チームを指揮したスティーブ・クリフォードHCを解任。2021年NBAドラフトロッタリーでは5割以上の確率でトップ4位指名を獲得するチャンスを持っていたが、抽選で5位に転落する不運に見舞われた。
マジックの新HCとなるモズリーは、現役時代にNBAでプレイした経験こそないものの、コーチングスタッフとしての経験は豊富だ。
2005年にスカウト/選手育成スタッフとしてデンバー・ナゲッツに加入すると、2007年にはアシスタントコーチに昇格。その後も10年以上にわたりキャブスやマブスでヘッドコーチの補佐役を務めあげてきた。
モズリーは現在42歳とヘッドコーチとしては非常に若く、プレイヤーに友人のように寄り添えるタイプのコーチ。マブスにいた頃は、スーパースターのルカ・ドンチッチも信頼を寄せる存在だった。
▼試合前はドンチッチとモズリーの1ono1が通例
▼リチャード・ジェファーソンも大絶賛
「僕の17年のキャリアで最高のアシスタントの一人だった」
昨季マジックは、長年チームの主力を務めたニコラ・ブーチェビッチやアーロン・ゴードン、エバン・フォーニエをトレード放出し、完全な再建に突入。来季はジョナサン・アイザックとマーケル・フルツの若手コアが完全復活する見込みだ。
一から再スタートを切るマジックの指揮官として、モズリーのような若いヘッドコーチはまさに適任だと思う。
参考記事:「ESPN」