プレイオフ復帰目指すレイカーズ、THTトレード放出でベテランガードのビバリー獲得
現地8月25日、NBAではロサンゼルス・レイカーズとユタ・ジャズの間でトレードが成立。レイカーズはテイレン・ホートンタッカーとスタンリー・ジョンソンの2選手を放出し、ジャズからガードのパトリック・ビバリーを獲得する。
「起きたらレイカーズになってた!!!」
今夏2度目のトレード
ビバリーはトレードされるのは、今オフに入ってからすでに2回目。今夏FA解禁直後に、ルディ・ゴベアのトレードでミネソタ・ティンバーウルブズからジャズへと移籍したばかりだ。
ちょうど1年前のオフにクリッパーズからグリズリーズを経てウルブズへとトレード移籍したビバリーは、2021-22ウルブズの先発PGとして58試合に出場し、9.2得点、4.1リバウンド、4.6アシストを平均。4年ぶりとなるウルブズのプレイオフ進出に大貢献した。
ビバリーはオフェンスを指揮する典型的なPGというよりも、守備に特化した3&Dタイプのガード。ボールを持たなくてもオフェンスで貢献できる選手であり、レイカーズのコアであるレブロン・ジェームズやアンソニー・デイビスとの相性は抜群だろう。トラッシュトークやフロッピングといった汚れ仕事を率先してこなしてくれる頼もしいベテランだ。
2022-23レイカーズ
今オフのレイカーズはビバリーのトレードの他に、FAでウィングのロニー・ウォーカーやホワン・トスカーノ・アンダーソン、センターのトーマス・ブライアントらを獲得。さらに来季は、ガードのケンドリック・ナンも復帰する見込みだ。
▼来季レイカーズのデプスチャートは:
- PG:ラッセル・ウェストブルック、パトリック・ビバリー
- SG:ロニー・ウォーカー、ケンドリック・ナン
- SF:レブロン・ジェームズ、オースティン・リーブス、トロイ・ブラウンJr.
- PF:アンソニー・デイビス、ホワン・トスカーノ・アンダーソン
- C:デイミアン・ジョーンズ、トーマス・ブライアント
ビバリー獲得により、今オフのレイカーズがここからどう動くのかに注目。現地メディアによると、レイカーズは今でもウェストブルックのトレード放出を模索しているという。
参考記事:「NBA」