【海外掲示板】ペジャ・ストヤコビッチだけど質問ある?
2002年と2003年の2年連続でNBA3Pコンテスト王者に輝いた元オールスターのペジャ・ストヤコビッチが、海外掲示板RedditのNBA板に「何でも聞いてくれ」(AMA)のスレッドを立て、ユーザーからのさまざまな質問に答えた。
ストヤコビッチは歴代屈指のスリーポイントシューターとして、00年代前半のサクラメント・キングスでクリス・ウェバーやマイク・ビビーらと共に大活躍し、2011年にはダラス・マーベリックスの一員としてNBA制覇を達成。現在はキングスの選手人事/育成部門で取締役を務めている。
▼本人証明
以下、スレッドでのやり取りをざっとまとめてみた:
(※ペジャのレスには頭に「P」を記載)
Q: やあ、ペジャ。レイカーズとの2001-02WCファイナルについて、何か遺恨はある?
P: 僕たちにとっては残念な結果だった。遺恨があるとは言わないよ。ただ、僕たちの方が優れたチームだと思っていた。シリーズをクローズすることができなかったけどね。過去の失敗を振り返った時、個人的にもチームとしても、やはりあのシリーズのことが頭から離れなかった。今では立ち直っているけど、ああいったチャンスは滅多に訪れないものなのだと思い知ったよ
Q: ペジャ、マブスでのあなたは素晴らしかった。優勝おめでとう。僕の質問ですが、一番仲が良かったチームメイトは誰ですか?引退してから最も頻繁に連絡を取り合っているのは?
P: たくさんいる。キングスで一緒にプレーした選手たち。チームの全員と仲が良かったよ。ブラデ・ディバッツとは同じ国の出身だ。僕は外国からやって来て、英語がうまく話せなかったので、彼がいてとても安心できた。その後もいくつかの素晴らしいチームで素晴らしいチームメイトたちとプレーしてきた。だから数人に絞ってしまうのはフェアじゃないよ
Q: ビハインド・ザ・バックからボビー・ジャクソンにフルコートパスを出したあのクレイジーなプレーについて教えてください。絶対的な自信に基づいてのプレーですか?それとも、うまくいくかな?といった感じでとりあえずパスを投げたのですか?
P: 正直、あのパスはリスキーだったと思う。あの瞬間はやれると感じたから、リスクを取った。上手くいったね!過去にやったことがあるかって?もちろんないよ!
Q: やあペジャ!スレ立てありがとう。あなたの意見を聞かせて欲しい。これまで対戦した中で、最も優れたNBA選手5人は誰?
P: PG: スティーブ・ナッシュ、SG: コービー・ブライアント、SF: ダーク・ノビツキー、PF: ティム・ダンカンC: シャック
Q: シューターだったあなたが最も苦労させられたディフェンダーは誰ですか?
P: ディフェンダー個人というか、チームなら。サンアントニオ・スパーズから得点を取るのは難しかった。彼らは常にイージーショットを打たせないようにする方法を見つけ出す。だからシュートを打つのに、いつも以上の労力が必要だったよ。あのチームにはブルース・ボウエンもいたからね。とても集中力が高いディフェンダーだった
Q: こんにちは。この夏にあなたの故郷セルビアを訪れる予定です。これだけは絶対に食べておけ、という料理はありますか?
P: すべて美味しいよ。素晴らしい時間を過ごせるはずだ。セルビアのベオグラードはヨーロッパで一番面白い街に選ばれた。だからきっと楽しめると思う
Q: スリーポイントシュートの重要性が年々増していますが、もしあなたが今のリーグにいたなら、どんなプレーをしていたと思いますか?
P: 当時のリーグでプレーするのは最高だったし、今のリーグでプレーしてもそう思うだろう。間違いなく、もっとスリーを打つだろうけどね!バスケットボールは変わった。チームのプレースタイルも変わったよ
▼ペジャ、2004年スリーポイントコンテスト
Q: コービーに関するとっておきの話とかある?
P: コービーはそれほど喋るタイプじゃなかった。コービーについてリスペクトすべきは、いつでもバスケットボール/仕事に打ち込んでいたところだ。常にプレーで語るタイプさ。彼がトラッシュトークしていたのは記憶にない。コート上ではリーダーだったからね。彼とは多くのプレーオフゲームで対戦し、オールスターゲームで一緒にプレーした。そこでコービーの競争心の強さを学んだよ。彼の成功にはちゃんと理由があるんだ
Q: ヨーロッパからNBAに来て、「よし、俺はNBAで通用する」と確信した瞬間はありましたか?
P: イエス!あれはNBA2年目の後半、オールスターブレイクの直後だったかな。以前よりも自信がついて、やるべきことを見つけられたように感じた
Q: キャリアを通じて背番号「16」を着用したのには何か特別な理由が?
P: そうだね。16番を選んだ理由は、ヨーロッパでプレーしていた頃、最初の背番号が16だったからだ。試合に出場できるのは4番から15番までで、僕は13歳の時に地元のチームに加入したんだけど、最年少だったから16番を渡された。わざわざ16番を注文してくれたから、それを着ることにしたよ
※ブルズのパウ・ガソルもペジャとほぼ同じ理由で16番を着ているらしい
Q: 最初にこれだけ言わせてください、僕はあなたの大ファンです。冗談抜きで、NBA史上最も好きな選手です。この質問をすべきではない、とも考えました。僕の中でミステリーにしておきたかったからです。しかし、どうしても答えが聞きたくなりました。この写真は一体どういうことでしょうか?(リンク)
- 「大金と名声が手に入るよ」とエージェントに騙されたのですか?
- あの衣装を選んだのは誰ですか?
- 手に持っているのは近所のプレーグラウンドで拾ったストリートボールですか?滑らかすぎるような…
- シルバーの腕時計は素敵ですね。イヤリングと良くマッチしていると思います。それからハットが写真を引き立てていますね。(これは質問ではなく、ただの感想です)
- 素敵な奥さんを落とせたのは、この写真のおかげですか?僕だったら落とされちゃいますね。男性に興味はありませんが。
質問は以上です。どうか、どうか返答をよろしくお願いします。この件について答えを必要としているのは僕だけじゃないはずです。
P: あまり服を着ていないね。あの頃の僕は若く、うぶで、いろいろなことを約束されていたんだ。でも後悔はしていない
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ソース:「Reddit」