ペリカンズがスパーズを破りプレイオフ進出!!
現地15日、ニューオリンズ・ペリカンズが今季最終試合のサンアントニオ・スパーズ戦に勝利し、プレイオフ進出を決めた。球団史上6度目で4年ぶり、アンソニー・デイビスにとっては初のポストシーズンとなる。
ペリカンズは第1Q終盤から第2Q残り10分30秒にかけて21-1のランを仕掛け、一気にリードを22点に拡大。後半に入ってからスパーズの猛反撃を受け、第4Qのラスト10秒で3点差にまで詰め寄られるというスリリングな展開になるも、最後にジュルー・ホリデーとデイビスが4本のフリースローを沈め、見事プレーオフへの切符を勝ち取った。
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | ||
SAS | 19 | 28 | 24 | 32 | 102 |
NOP | 34 | 29 | 19 | 26 | 108 |
この日のペリカンズは、デイビスがゲームハイの31得点、13リバウンドのダブルダブルを記録。タイリーク・エバンスは15本中9本のFGを成功させ、19得点、11アシストを獲得した。また控えガードのノリス・コールは第2Qだけで13得点をマークし、ペリカンズのアーリーリードに大貢献している。
▼アンソニー・デイビス、スパーズ戦ハイライト
敗れたスパーズは、トニー・パーカーがチームハイの24得点、ボリス・ディアウが20得点を獲得。ティム・ダンカンは15得点/10リバウンドのダブルダブルを記録した。一方で、その他の選手がいまいち振るわず、マヌ・ジノビリがフィールドゴール7本中1本成功の4得点。ダニー・グリーンは1本もシュートを打っていない。
これでウェスタンカンファレンスは、サウス・ウェスト地区の全5チームがプレーオフに進出。オクラホマシティー・サンダーは15日のミネソタ・ティンバーウルブズ戦に勝利したものの、シーズンシリーズを制したペリカンズにタイブレークを奪われているため、6年ぶりにプレイオフを逃すこととなった。今考えれば、2チームの運命を決定づけたのは、2月6日の直接対決でアンソニー・デイビスが決めたこのブザービーターだ。
ペリカンズは初のプレイオフ第1ラウンドで1位シードのゴールデンステイト・ウォリアーズと対戦。シーズンシリーズはウォリアーズが3勝1敗で勝ち越している。
またヒューストン・ロケッツが15日のユタ・ジャズ戦に勝利し、2位シードを確保。第1ラウンドでダラス・マーベリックスとの対戦が決定した。一方のスパーズは5位に転落し、メンフィス・グリズリーズの試合結果次第では6位シードでホームコートアドバンテージを失うこととなる。
Image via TheofficialRG10
ボックススコア:「ESPN」