ランドルとブッカーが2022-23第20週のプレイヤーズ・オブ・ザ・ウィーク選出
NBAは現地6日、2022-23シーズン第20週のプレイヤーズ・オブ・ザ・ウィーク(週間最優秀選手)を発表。イーストからニューヨーク・ニックスのジュリアス・ランドル、ウェストからフェニックス・サンズのデビン・ブッカーがそれぞれ選出された。
今季初で2021年4月以来約2年ぶりの受賞となったランドルは、2月27日から3月5日に出場した4試合で29.5得点、8.3リバウンド、4.8アシストを平均。ボストン・セルティックスやマイアミ・ヒートらイースト強豪たちとの対戦で大活躍し、ニックスを週間4勝0敗に導いた。
今季のニックスは、現地3月9日の時点で39勝28敗のイースト5位。オールスターの座を取り戻したランドルの躍動ぶりに加え、ジェイレン・ブランソンの加入などでチームの質が昨季と比較して飛躍的に上がっている。
▼3日のヒート戦では43得点にゲームウイナー
今季開幕最初の6週間は10勝13敗と振るわなかったニックスだが、12月4日以降の45試合では29勝16敗の好成績を記録。その間のネットレーティング(100ポゼッションあたりの得失点差)では、76ersと並ぶリーグ2位タイの+5.2となっている。
今季初かつ2022年3月以来1年ぶりの受賞を果たしたブッカーは、先週の3試合でリーグ3位の36.0得点、5.3リバウンド、7.7アシストを平均し、サンズを週間3勝0敗に牽引。3試合すべてで35得点以上をマークしつつ、3月5日のマブス戦では36得点/10アシストのダブルダブルでチームを勝利に導いた。
2月のトレードデッドラインでのケビン・デュラント獲得により、一気に優勝候補へと躍り出たサンズは、3月11日の時点で37勝29敗のウェスト4位。プレイオフに向けて順風満帆に見えたが、現地メディアによるとデュラントが足首負傷により今後2~3週間を離脱する見込みだという。
第20週は他に、キャブスのドノバン・ミッチェルが32.0得点、ブルズのザック・ラビーンが31.8得点をマーク。ウェストでは、マブスのルカ・ドンチッチがリーグ首位の38.3得点、ブレイザーズのデイミアン・リラードが35.0得点と、両カンファレンスでガード陣が大活躍した。
▼第20週のベストダンク集
参考記事:「NBA」