ラプターズが53点差でウォリアーズを破壊、球団史上最多の得点差勝利
絶賛低迷中だったトロント・ラプターズが、4月最初の試合で唐突に球団新記録を樹立した。
ラプターズは現地4月2日、今季暫定ホームのアマリー・アリーナで行われたゴールデンステイト・ウォリアーズ戦に130-77で圧勝。53点差での勝利は、ラプターズ球団史上で最多得点差勝利となる。
この日のラプターズは、バースデーボーイだったパスカル・シアカム(27歳)が3ピリオド31分の出場で、ゲームハイの36得点をマーク。第1Qは均衡していたが、第2~第3ピリオドを81-30の大差で上回り、第4Qには最大で61点差まで広げた。
なおNBAにおける最多得点差での勝利は、1991年12月17日のマイアミ・ヒート戦でクリーブランド・キャバリアーズが記録した68点差だ。
直近15試合で2つ目の白星をあげたラプターズはシアカムの他、トレードデッドラインで新加入したゲリー・トレントJr.が24得点、OG・アヌノビーが21得点で活躍。渡邊雄太は3週間ぶりに10分以上のプレイタイムを得て、6得点とシーズンハイの8リバウンドをマークしている。
一方で今季一の大敗を喫したウォリアーズは、アンドリュー・ウィギンスがチーム最多の15得点。チームの軸であるステフィン・カリーとドレイモンド・グリーンが2人とも欠場していた。
ボックススコア:「NBA」