レイ・アレンが真剣にNBA復帰を検討中、セルティックスやバックスも候補に
41歳にして、2年間のブランクからのNBA復帰を目指す元オールスターのレイ・アレン。これまで契約先として、レブロン・ジェイムスがいるクリーブランド・キャバリアーズや優勝候補のゴールデンステイト・ウォリアーズが噂に上がっていたが、最近はサンアントニオ・スパーズやロサンゼルス・クリッパーズへの加入も検討している他、古巣であるボストン・セルティックスやミルウォーキー・バックスとも交渉しているという。
アレンは先日、コネチカット州の日刊紙『Hartford Courant』のインタビューで、復帰への意気込みを語った。
「もしこれらのチーム(セルティックス、バックス)に戻れるのならすごく嬉しい。両方とも素晴らしいチームだからね。僕がNBAに復帰するにあたって、チャンピオンシップが最優先である必要はないんだ。僕自身が貢献できると思えるような場所にいたい。プレーしながら、若いタレントがいるチームを手助けできるような環境がいい」
– レイ・アレン
アレンが最後にNBAのフロアに立ったのは、マイアミ・ヒートでの2013-14シーズン。2年のブランクの後に41歳でカムバックするというのはほぼ前代未聞で、元スター選手といえど、どれだけのインパクトを残せるのかは不明だが、今のところコンディションは良好らしい。
「つい先日も、ニューヨークで友人とワークアウトを行った。シュートを打って、現役時代にいつもやっていた通りのルーティンをこなした。確かに息切れはしたよ。でも昔のようにルーティンをやり通すことができたし、ブランクがあるようにも感じなかった。僕にとっては、『まだやれるか?』と考えるのではなく、やってみた後にどう感じるかが大切なんだ。そして先日は素晴らしい気分だった」
アレンはNBAでの18シーズンで、18.9得点、3P成功率40%を平均。歴代屈指のシューターとしてキャリア終盤でも大活躍を続け、レギュラーシーズン(2973本)とプレーオフ(385本)の両方で通算スリー成功数のNBA最多記録を保持してる。
▼2008ファイナル
なおアレンは、もしシーズン開幕までに契約を獲得できなかった場合は、「正式に引退するつもりだ」としている。
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参考記事:「Hartford Courant」