リチャード・ジェファーソンが引退
大ベテランフォワードのリチャード・ジェファーソンが現役を退く決断をした模様だ。
現地10月13日、リチャードソンは公式のInstagramアカウントを開設し、第一号目の投稿として、先月に銃で殺害された父親への追悼メッセージを公開。その中で、NBAからの引退を正式に表明した。
「これが初めての投稿だね!僕は先月、人生を変えるような2つの出来事に続けて直面した。1つはバスケットボールからの引退、そしてもう1つは父ビッグ・リッチの悲劇的な死だ。その間は、家族や友人たちがたくさん支えてくれた。このビデオは、父が20人くらいをバーベキューに招待した時に撮影したもの。BBQは父にとって夏の恒例行事さ。僕が友人を家に招待した時は、みんな必ずこう聞いてくる、『ビッグ・リッチが肉を焼いてくれるのか?』とね。彼こそが真のOGだ。気の利いたジョークや料理、そしてみんなを笑顔にする人柄。そんな父がいなくなるのは本当に悲しい。また会う日まで!!」
– リチャード・ジェファーソン
2001年ドラフトの13位指名でNBAデビューしたジェファーソンは、キャリアを通してネッツ、キャブス、スパーズ、ウォリアーズなど合計8チームでプレイし、17シーズンで12.6得点、4.0リバウンドを平均。オールスターやオールNBAチームといった個人アワードには縁がなかったものの、ネッツに在籍していた00年代序盤には、主力の一人としてチームの2年連続ファイナル進出に大貢献し、2016年にはキャブスの一員として念願の初優勝を果たした。
以前からリチャードソンは、ポッドキャスト番組の設立やESPNトークショーのゲスト出演など、メディア活動を積極的に行ってきた。報道によると、引退後は、ニューヨークのスポーツ専門チャンネル『YES Network』でネッツの試合/スタジオコメンテーターとして活動する予定だという。
Image by Keith Allison
参考記事:「ESPN」